【就活】面接結果の連絡が遅いたった一つの理由【早いと怒る人がいるから】

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こんにちは、わたなべです。

突然ですがみなさん、就活面接の合否の結果って、連絡が来るの遅くないですか?僕は人生で3回就活していますが、「結果来るの遅いなー、上司のそのまた上司の人に確認取ったりしてると、やっぱり1週間くらいはかかっちゃうのかなー」と毎回思っていました。

しかし、実態は全く違います。

半年間だけ人材紹介会社に勤務していた時期があるのですが、面接する側の人になってその理由がわかってしまいました。

そこで今回は、就活面接における“合否遅い問題”に回答するとともに、1社ずつ連絡を待っていると時間が超絶無駄である点についてとうとうと述べます。

特に以下のような方に役立てるよう、記事を作成しています。

  • 現在就活中で、面接の合否の結果を今や遅しと待ち臨んでいる方
  • 面接結果は1社ずつ待った方がいいのか、それとも気にせずどんどん受けていった方がいいのか迷っている方
  • 面接に落ち続けて落ち込んでいる方

✅この記事の内容

  • 面接結果の連絡が遅いたった一つの理由
  • 就活面接はどんどん受けていかないとただ時間だけが過ぎていく
  • 企業は思ったより詳細な『求める人物像』を設定している
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面接結果の連絡が遅いたった一つの理由

結論から言います。面接結果の連絡に、1週間も10日もかけるのは、不合格の人に翌日とかに連絡すると怒る人がいるからです。ただそれだけです。企業が面倒ごとにならないよう、時間を置くことでリスクヘッジしているのです。

面接官は、会社から言われている合否の基準(後述します)を頭に入れてから面接に臨んでいます。で、面接終了後に次ステップに通すか通さないかをほぼその場で決めています。1次面接とかで出てくる面接官ですら、合否を即決できる裁量を与えられている場合がほとんどなので、意外と大きな権力を持っているのです。

僕が実務でやっている時は、いつ頃連絡するかを面接直後にスケジュールに書き込んでいました。そんなもんなので、連絡が遅いからと言って不合格とは限らないということです。

当落線上の人が複数いる場合

ぶっちぎりで優秀そうとか、年齢・実績・人当たりがバッチリ!とかいう人は、企業も絶対逃さないよう早めに連絡するかもしれません。

しかし、「第一印象は70点くらいだけど悪くないなー」くらいの当落線上の人が複数人いる場合は、比較したいので全員の面接が終わるまで待たせる場合があります。当然、最初に面接した人は1週間とか平気で待たされたりします。

エージェント経由の面接の場合

近年、転職エージェントの力を借りて、就職活動を有利に進めようとする方も多いと思います。

エージェントと企業の人事のやり取りの中で、【エージェントが企業に紹介状を書く→企業の人事担当者が確認して面接してもいいか判断→面接OKの場合、エージェントがどういう適性を重視するかを詳しく聞く→求職者に面接の案内→面接受ける→不合格っぽい場合でもエージェントが覆そうとして頑張る】みたいなことが行われている場合があります。

エージェントは、求職者を合格までもっていかなければ企業から紹介料が入りません。だから、なんとか通してもらえるようにゴリ押しします。しかし、企業の人事担当者はかなり忙しいので、エージェントが連絡しても捕まらない場合があるんですね。

このケースも合否の連絡が遅くなってしまう要因の一つです。

就活面接はどんどん受けていかないとただ時間だけが過ぎていく

企業は求職者のことを、全然大事に思っていません。企業が大事にする人物は、入社後に成果を上げ始めた者だけです。

つまり、入社しただけでは、まだその新入社員の性格もわからなければ、実務で活躍できるのかもわからない状態なので、認めていない(判断材料がない)状態なんですよね。

ですので、面接に来ただけの人は、何なら自宅に突然やってきた営業マンくらいなレベル感です。

それくらい、せっかく応募してるのに大事にしてくれない企業に対して、こちらも大事に思う必要は全然ありません。

どうせ、1週間は経たないと合否は教えてくれないし、百発百中で受かるなんてことも現実的にないので、良さそうな会社があったらどんどん受けましょう。

志望度が高い会社はいい会社なのか?

求職者の段階では、志望している会社は良く見えるものです。ただ、本当にそうでしょうか。

やりがいのある仕事でしょうか。労働時間は本当に求人広告に書いてある通りでしょうか。初日に会った優しそうな上司は、実はパワハラで有名だったりしないでしょうか。

めちゃくちゃ言い方悪いですが、会社側からすると、売上金額よりもずっと少ない給料で活躍し続けてくれる社員が優秀な社員です。

ある意味、従業員を利用し続けたいのが会社の本音なので、我々も会社を利用してやるのです。例を挙げると以下の通り。

  • 将来独立する前提で入社、会社の行事はひたすら回避し、スキル習得に努める
  • 副業禁止でもひっそりとブログを更新し続ける(資産になる)
  • 潰しのきく資格を取っておく(FPとか中小企業診断士とか)

僕は会社員を辞めて数年が経ちますが、もしもう一度会社員になることがあっても、将来の自分への投資は絶対にやめません。会社を辞めたらただの人だというのを痛感しているからです。

病気になっても会社は守ってくれない

会社は従業員のことを守ってくれません。というか、今の時代そんなところまで手をかけている余裕がありません。

僕が新卒で入社した会社にも、うつ病で辞める方が少なくありませんでしたが、一度病気になった方が長く会社に残るケースは稀でした。

また、直近の会社で僕は適応障害になりました。療養しながら働き続けようとしましたが、即戦力として雇っていたため、退職を促されました。

結局、自分を守れるのは自分しかいません。その会社に入社したから大丈夫と言うことはまったくないので、どう将来設計をしていくかを考えておくべきです。

企業は思ったより詳細な『求める人物像』を設定している

求人広告を見ると、必ず『求める人物像』って書いてありますよね。

僕は「こんな完璧な人いるわけないじゃん」と長年思っていましたが、意外にも面接を通過している人はほぼ採用条件に合致している人です。

企業が人一人雇うのに100万円かかるというのを聞いたことがありますでしょうか。これは、求人広告費や面接官の人件費、大学などへの出張費用などなど、新入社員の頭数で割るとそれくらいになるよということです。

さらにその社員が定年まで勤め上げれば、数十年間で2億とも3億とも言われる生涯年収を企業が負担しなくてはいけません。

人件費には莫大なお金がかかるので、面接も厳しくなるわけです。

求める人物像の設定には必ず背景がある

新卒を除き、求人をかける理由の大半は欠員補充です。ある程度のベテランが辞めるので、それに見合う経験者を募集して、短期間で穴埋めしてほしいのです。

例えば以下のような感じです。

  • 募集人員:1名
  • 募集ポジション:経理
  • 必須要件:事業会社・会計事務所にて実務経験2年以上、簿記2級以上の経理の基礎知識、的確なコミュニケーションがとれること
  • 歓迎要件:英語を使用した実務経験、社内外の担当者との調整経験

上記のような求人が出ていた場合、おそらく辞めた方は10年は勤務していた方で、実務・知識共に安心して任せられるレベル、海外の事業所や取引先を抱えている会社で、英語が話せるまたは英語で書かれた文書をさばける人物だったのでしょう。

この企業はこのポジションに、例えば3ヶ月くらいでフィットできる人を探しているのだと、求人広告から読み取ることができます。

ですので、求職者側も自分の力量を見極める必要があります。ちょっと頑張ればできるかなぁ、くらいだとまず受からないと思った方がいいです。もっと強い競合が必ず応募してきているためです。

面接に落ち続けている方へ

面接に落ちる本当の理由は教えてもらえません。ただ実際は、「実力はあるかもしれないけど、◯◯課長と馬が合わなそうだなぁ」とか、「ちょっと家が遠いから、交通費払うの少し高くつくなぁ」くらいのものだったりします。

それとも、受けている会社が、自分よりも優秀そうな人材が集まるような会社かもしれません。その場合は路線変更して、(言い方が悪いですが)人が集まらなそうな会社や小規模の会社を受けていった方が希望があります。

特定の領域で圧倒的なスキルがあっても、人間関係や交通費が理由で落ちたり、たった一人の超優秀な人に入社のイスを掻っ攫われたりするなんて、もう考えてもしょうがいことです。家から近い会社受けてみてください。たぶん受かります。

まとめますが、面接に落ち続けているのはあなた自身が悪いわけではありません

僕は大学生の時に100社にエントリーして、40回面接を受けて全落ちしました。ただ、全て都内の企業で、半分くらいは誰でも知ってる有名企業だったことと、当時は千葉県内の実家に住んでいたので、どんなに近くても1時間以上はかかる距離だったことが敗因だと思っています。

そこで、これではだめだと路線変更。通年求人募集している地元の自動車ディーラーに行って、「営業やりたいです」って言ったら一発で受かりました。そんなもんです。

就活中は味方が多い方がいい

とは言え、面接に落ちまくっていると、精神的なダメージがどんどん積み重なっていきますよね。人間ですから当然です。

大学の新卒の頃は、先輩や同級生が相談に乗ったりしてくれますが、中途採用となると孤独になりがちです。友人たちはみんな仕事してますし、「この前また面接で落ちちゃってさぁ…」と相談しても、「ふーん、大変だね」としか言ってもらえません。まぁ、僕の経験談なんですが…

そこで、転職エージェントに登録することをおすすめします。その理由は以下です。

  • 誰かに相談できるだけで気持ちを保てる
  • 自分のどこが足りてないのか第三者の視点でアドバイスしてくれる
  • 自分に合いそうな求人を紹介してくれる

正直言いますが、転職エージェントは求職者を企業に紹介し、採用が決まれば紹介料をもらえる立場なので、「この人をどこの会社に売り込んだらいいだろう」と常に考えています。ビジネスで求職者と話しているのは事実です。

しかし、そうであったとしても、エージェントの存在は頼りになります。少なくとも僕がそうだったので。

先ほど、「選考結果がどうであれ、次々に受けて行った方がいい」というようなことを書きましたが、実は過去に僕がエージェントに言われたことでもあります。エージェント経由での就職はしたことありませんが、その人のおかげで今があります。

転職エージェントが、実際どのようなことをしてくれるのかについて、別の記事で紹介しています。ご興味ある方は以下のリンクからどうぞ。転職希望者向けのタイトルですが、実は新卒の方にも読んでほし記事です。

■参考記事>>転職活動で孤独を感じる30代がエージェントを利用すべき3つの理由

今後どういった戦略で就活を進めていったらいいのかだけでなく、「2回目のエージェント面談までに何社受けましょう」とか、「面接の結果、企業は今こんな印象を受けているみたいなので、ここは改善してください」など、詳細なアドバイスをしてくれました。

一匹狼で続けるのもいいですが、第三者の目を入れると動きが変わります。是非試してみてください。

今回は以上です。あなたの就職活動が最高なものになりますように!

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