【初めての車選び】新車と中古車それぞれのメリット・デメリット

初めてのクルマ購入

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こんにちは、わたなべです。

僕が初めて車を買ったのは23歳の時。新卒で入社した自動車ディーラーで営業車として使うためでした。ただ、運転経験は浅かったですし、どうせ距離も伸びてしまうだろうということで中古車を選択しました。

このように環境の変化で車を購入する方は非常に多いです。免許を取ってから日が浅い方は、最初は中古車を選ぶ傾向にありますが、ある程度運転経験がある方は新車と中古車どちらにするか迷うかもしれませんね。

そこで今回は、9年間の自動車営業マン経験から、新車と中古車のメリット・デメリットについて解説していきます。売る側も買う側も経験している立場として本音で書いていますので、是非最後までお読みください。

特に以下のような方の役に立てるよう、記事を作成しています。

  • 新車と中古車のメリット・デメリットについて知りたい方
  • 初めて車を買う場合、どちらを選ぶべきか悩んでいる方
  • 完成から長く時間が経っている中古車を買うのはどうなのか気になる方
  • 新車と中古車それぞれのメリット・デメリット
  • 初めて車を買うなら絶対に中古車一択
  • 古い車を買う時の3つの注意点
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新車と中古車それぞれのメリット・デメリット

通勤や送迎、買い物の足としてなど、一般的な乗り方をするユーザーを想定して解説します。まずは新車から。

新車のメリット・デメリット

  • 自分好みにカスタマイズできる
  • 金利が低い
  • 保証が長い

新車なので当然なのですが、好きな色やグレード、メーカーオプションを選択でき、使いやすいよう自分好みにカスタマイズできるのが最大のメリットです。一例ですが、片側電動スライドドアの車を、後から両側にすることはできませんからね。こだわりたい方は新車一択でしょう。

また新車の場合、多くの場合最大10万kmまで新車保証があることも、大きな魅力と言えます。国産メーカーの保証制度については以下の図をご参照ください。

国産メーカーの部品保証の仕組み

また、金利が低いこともメリットです。こちらについては後述します。

一方でデメリットは以下のとおり。

  • 支払いが高額になる
  • ナンバー登録しただけで価値が3割減

高額であるため手が出しづらいことが大きなデメリットです。少し前までは新車も安かったですけどね。近年、ハイブリッドシステムや自動ブレーキなどが標準装備されていたり、原材料費高騰の影響を受けて、軽自動車でも200万円くらいするのが普通になってしまいました。

また、知っておいて欲しいので記載しましたが、ナンバー登録しただけで査定額はいきなり3割落ちます。

例えば200万円の車を買って、ナンバー登録したとします。この時点で1kmも乗っていなくても、査定額はおよそ140万円まで下がります。ちなみに、3年目の初回車検時でおよそ半分以下、2回目の車検では2割程度となります。

普通の人は乗り潰す前提で車を買うはずなので、乗り換える頃の査定額は考えないかもしれません。ただ知識として知ってて損はないです。これを知ってしまうと新車を選びにくくなるかも…

中古車のメリット・デメリット

  • 支払い額が抑えられる
  • 納車が早い

中古車に関しては、支払い額が抑えられることが最大のメリットです。どうしても、車自体の品質で言えば、新車の方がほぼ全てにおいて上です。しかし、価格については中古車が絶対的に有利です。

また、納車が早いのも大きな魅力です。車を買う時って必要になったからお店に行くわけですよね。ですので、ユーザーとしては契約したら早く乗りたいものだと思うんです。

ただ新車の場合、例えば1週間後にすぐ納車できるようなものではありません。ここで、ユーザーとディーラーの間でミスマッチが起こります。

しかし、中古車はすでに完成している車にナンバー取り付けるので、すぐ乗ることができます。そんなに長く納期を待てない場合は中古車一択でしょう。

次にデメリットは以下のとおり。

  • 保証が短い
  • 金利が高い
  • メーカーオプションが選べない

中古車の最大のデメリットは、メーカー保証が短い(または無い)ことです。「買ったばかりの車なんてそうそう壊れないでしょ」と思いがちですが、いざ保証期間外に故障してしまうと全部実費修理になってしまいます。

こうした事態を避けるためにも、保証が充実している大手中古車ディーラーで購入するのがおすすめです。かなりしっかりした中古車保証を提供しているお店も存在しますから。実際、僕が買ったお店はそういうシステムだったので記事にまとめました。

■関連記事>>ツチヤ自動車の値引きに代わる3つの神サービス【オイル交換永久無料】

また、金利が高いのもデメリットですね。新車の金利は3〜4%程度ですが、中古車金利は10%を超えることがほとんどです。

✅金利で支払額が大きく変わる例

かなりアバウトになりますが、おおよその月額の支払額は以下の式で計算できます。

  • 概算月額支払額={車両金額+(車両金額×金利×年数)÷2}÷(年数×12)

こちらを使用して、車両金額200万円を頭金なしの5年ローンで組んだ場合、金利3%と10%の違いについて計算してみます。

■金利3%の場合

{200万+(200万×0.03×5)÷2}÷(5×12)≒35,800円

■金利10%の場合

{200万+(200万×0.1×5)÷2}÷(5×12)≒41,600円

金利は7%の差ですが、月々の支払額は6,000円近く違ってきます。このため中古車ローンでは、できれば頭金を多めに入れるか、ローン年数を少なくする契約が望ましいです。

最後にメーカーオプションが選べない点についてです。前述の通り、新車注文時にしか選択できないため、例えば純正ナビやサンルーフ付きの中古車を探すとなると、購入までが長期化する場合があります。

中古車は出回っている車の中から探すことになるので、なかなか最高の一台には巡り会えないことも。こだわりすぎると良さそうな車からどんどん在庫がなくなっていってしまうので、ある程度は妥協が必要な部分でしょう。

初めて車を買うなら絶対に中古車一択

初めて自分の車を購入する場合、新車か中古車かで悩む方も多いと思うのですが、僕は絶対に中古車を推します。その理由としては以下のとおり。

  • ぶつけるリスクが高い
  • 保険料が高額になるため車両代を抑えた方がいい

僕自身もそうでしたし、多くのお客様を担当してきて思うことなのですが、まずは中古車で運転慣れしてもらい、事故リスクが少なくなったタイミングで新車で好きな車に乗るのがいいです。

また、初めて自動車保険に契約するとなると、これもまたかなりの高額になるため、その分車両代を抑えた方がいいというのもあります。

✅自動車保険料の仕組み

自動車保険料が決定する要因はいくつかありますが、その中でも等級と年齢条件が金額に大きく反映されます。

■等級について

以下は東京海上日動さんの等級の一覧表です。

引用元:https://faq.tokiomarine-nichido.co.jp/faq/show/637?site_domain=default

最大の割引が適用されるのが20等級、一方最大の割増になってしまうのが1等級です。事故がなければ1年で1等級ずつ上がっていきますが、事故を起こすと下がります。

初めて保険をかける方は、6等級か7等級でスタートします。ただ、ずっと事故のないベテランドライバーは多くの方が20等級です。

表を見れば一目瞭然で割引額が全く違いますよね。このため、車をこれから乗り出す方の保険料は高額になるわけです。

■年齢条件について

保険料補償の種類
年齢を問わず補償
21歳以上補償
26歳以上補償
35歳以上補償
自動車保険における年齢条件区分

自動車保険には、以上のような年齢区分があります。21歳未満の方の場合は『年齢を問わず補償』を選択することになりますが、保険料は相当高いです。

国内系損保会社で契約した場合、6等級の21歳以上補償、車両保険なしで月々13,000円程度、車両保険付帯で月々25,000円を超えるはずです。

これを考えると、車に乗ってからもかなりお金がかかることがわかると思います。特に若い方は結構キツいんじゃないでしょうか。そのため、車本体の費用は抑えめにしておいた方がいいと思います。

長く販売されたモデルの後期型の中古車を買うメリット

では、どんな中古車でもいいのか、と言われるとそうではありません。

中古車の中でも長く販売されてきた車種の後期モデルを購入するのがベストな選択肢です。その理由としては以下のとおり。

  • 後期型であればリコール対策が十分になされている
  • 修理工場に整備のノウハウが蓄積されている

新車として発売された当初は、実はリコールがたくさん出ます。

✅リコールとは

リコールとは、設計・製造上の過誤などにより製品に欠陥があることが判明した場合に、法令の規定または製造者・販売者の判断で、無償修理・交換・返金・回収などの措置を行うことである(以上、wikipediaより引用させていただきました)。

自動車メーカーは試作車のテストを何度もして、問題ないと判断して発売に至っているわけですが、やはり実際にユーザーが乗ってみて、初めて発覚する欠陥もあるわけです。特に新型車の発売当初はリコールが付き物で、多い時には3〜4回出ることも珍しくありません。

しかし、後期型モデルであればリコールが出尽くした後なので、構造的な欠陥が発生するリスクが少ないのです。

またディーラーや整備工場としても、発売から数年も経てばどのような特徴の車なのかわかっていますし、整備士も修理慣れしているので、ユーザーにとっては非常に安心なわけです。

新古車はどうなのか

ここで、新古車はどうなのか、と思った方も少なくないと思います。

✅新古車の定義

新古車とは、中古車の中でも新車に近い状態の車のことを指します。

明確な定義はないので人によって感じ方は違います。例えば、初度登録後6ヶ月経っていて、3000km走っていて、キズは全くないという車があったとしましょう。

この車を、ほぼ新品同様と見るのか、3000kmも走ってるのかと見るのかは、人によって感じ方は違いますよね。

ですので総じて、新しめの中古車と覚えておくといいかなと思います。

結論ですが、新古車を買うなら新車を買ってしまった方がいいです。理由としては、結局新車価格とあまり変わらなくなるからです。以下の図をご覧ください。

仮に新車価格が200万円だとします。新車には値引きがありますので、15万円引いてもらったとします。この時点で、新車価格は185万円となります。

次に、同じ車種の新古車で、ナンバー登録はしたものの乗っていない状態だったと仮定します。前述の通り3割減で計算すると、この車の価値は140万円です。

ここから、中古車屋に入る利益が乗ります。この価格が大体30万円とします。もちろん車によっても違いますが、どんなに安くても20万円の利益が入らなければ中古車会社は車を売りません

この時点で170万円ですね。たしかに、新車とは15万円開きがあるので、安いは安いです。ただ、中古車ではあるので、以下のような特典が付いてきません。

  • 長いメーカー保証
  • 自動車保険の新車割引
  • メーカーオプションの選択

その上、ローンで購入するとなると、月々の金額が逆転する可能性があります。前述同様、計算してみると以下の通り。

✅新車と新古車のローン支払いの例

■185万円の新車を、年利3%、5年均等のローン計算の例

{185万+(185万×0.03×5)÷2}÷(5×12)≒33,100円

■170万円の新古車を、年利10%、5年均等のローン計算の例

{170万+(170万×0.1×5)÷2}÷(5×12)≒35,400円

こうなるのであれば、新車にしてしまった方がいいですよねという話です。

古い車を買う時の3つの注意点

では、古い車を購入する場合はどうかという点についても触れます。古いというのも人によって感じ方が違いますが、例えば新車登録時から10年経っているとか、10万km走っているみたいなイメージです。

たしかに、完成から10年以上経っていても状態のいい車はたくさんありますし、車両価格も安いので、最初の1台にするにはおすすめできます。

ただ、古い車なりのデメリットがあるのも事実です。注意していただきたい点については以下の通りです。

  • 完成から13年を超えると税額が上がる
  • 修理代が嵩む傾向にある
  • 燃費性能が落ちていることが多い

それぞれ補足します。

完成から13年を越ると税額が上がる

新車登録時から13年を経過した車は、自動車税や重量税が上がる場合があります。

一例を挙げると以下の通り。2019年9月までにナンバー登録された普通乗用車で、13年未満と13年以上の年間自動車税額の違いです。

排気量13年未満13年超え
〜1,000cc29,500円33,900円
1,000cc〜1,500cc34,500円39,600円
1,500cc〜2,000cc39,500円45,400円
2,000cc〜2,500cc45,000円51,700円
2,500cc〜3,000cc51,000円58,600円
3,000cc〜3,500cc58,000円66,700円
3,500cc〜4,000cc66,500円76,400円
13年未満・13年超えの自動車税額の違い

普通車だけでなく軽自動車でも同様に、自動車税額は高くなります。

もっと言うと、車検時に支払う重量税は、13年超え・18年超えでそれぞれ上がります。

このように、古い車を乗っているだけで、どんどん税金が取られていってしまう仕組みになっています。

修理代が嵩む傾向にある

古い車の場合、修理代が嵩む傾向にあります。

イメージですが、初回車検時は10万円以内で済んだものの、5回目くらいの車検時は20万円程度になったりします。

僕も営業マン時代に「何でこんなにかかるんですか?」とよく聞かれましたけど、基本整備料金や重量税・印紙代の他に、タイヤ4本交換してミッションオイル替えてブレーキホース替えてとかやっていくと、それくらいの金額は簡単にいっちゃうんですよね…

燃費性能が落ちていることが多い

古い車の場合、カタログ燃費よりも大きく下がっている可能性があります。特に、日常使いでも距離が伸びる方は気にした方がいいです。

ですが、車を買うときにディーラーの担当の方に、「この車の燃費ってどれくらいですか?」って聞いても答えてくれないと思います。個体差もありますし、運転の仕方で全く変わってくるので一概に言えないからですね。

ですので、目安だけの話になってしまうのですが、10年前以内のモデルであれば、燃費性能も考慮して作られている傾向です。軽自動車の低燃費競争が始まったのが13年くらい前からで、それ以降は各メーカーが低燃費の車を作るようになっていったからです。

だからと言って、例えば15万km以上走っているような車に燃費を求めるのは限界があります。ランニングコストを計算する場合は、ガソリン代についても余裕を持って見積もっておくといいでしょう。

と言うことで、初めて車を購入される方向けに、新車・中古車のメリットやデメリットについて解説してきました。

今回はここまでです。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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