【自分を見失う必要なし】やりたいことがない就活弱者が内定を取る方法

就活・転職

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

こんにちは、わたなべです。

僕は37歳で妻子持ち、業務委託で軽貨物ドライバーをやりながら、このようにブログで情報発信をしています。しかし、「現在もこれが本当にやりことなのか?」と問われると、そうではありません。

ドライバーをやっているのは家族を養うためですし、ブログを始めたのは収入の柱をもう一つ作りたかったからです。たぶん、僕は仕事上でやりたいことは何もないです。やむを得ないからやっています。

現在社会人として働いている方でも、今の仕事をやりたいからやっているのではなく、生きていくためにやむを得ずやっている方が大半でしょう。でも、就活面接では、「あなたは弊社に入社して何がやりたいんですか?」って必ず聞かれませんでしたか。

本音を言えば、「家から近くて、給料がそこそこもらえて、福利厚生も良かったから」とかでしょうし、そもそも働いてる人たちにやりたいことがないのに、就活生にそんなこと聞いてくるなんて矛盾してると僕は思っています。しかし、志望動機や入社してからやりたいことは必ず求められます。

ここが、就活で自分を見失ってしまう人が大量発生するポイントです。

そこで今回は、こうしたことが起こってしまう原因と、対処法について解説していきます。

特に以下のような方に役立てていただけるよう、記事を作成しています。

  • 就活を続けているもののやりたいことが見つからず、自分を見失ってしまっている方
  • やりたいことがなくても内定を取る方法を知りたい方
  • このまま内定が取れず就職できなかったらどうしようと考えている方

✅この記事の内容

  • なぜ面接で志望動機や入社後やりたいことを聞かれるのか
  • やりたいことがない就活弱者が内定を取る方法
  • 会社を選ばなければ必ず就職先はある
スポンサーリンク

志望動機や入社後やりたいことを聞いてくる3つの理由

面接官が、入社後にやりたいことを聞いてくる理由としては、以下の3点が挙げられます。

  • 考える力があるかどうか見たい
  • 本気度を確かめたい
  • 企業と求職者の求めるもののミスマッチを避けたい

やはり企業としては、“優秀”かつ“長く自分の会社で働いてくれそうな人”を選びたいと思っています。そのため、自分で考える力(=論理的思考力)があり、志望企業をしっかりと調べてあり、自分のやりたいことと企業が提供できるものが合致している人が採用される傾向にあります。

志望動機なんか本当は全く当てにならない

まだ記事の序盤にも関わらず、身も蓋も無い話をしますが、そもそも日本の面接制度は機能しているでしょうか。

答えはNOです。機能していたら、みんな会社を辞めたりしませんよね。

だから、特に新卒の就活市場において、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や志望動機をいくら聞いたところで当てにならないわけです。つまり、これを読んでいる就活生のあなたも、そんなものがないからと言って、頭を悩ませる必要は全くありません。

やりたいことがないのが普通

面接で、今後やりたいことをよく聞かれるので、みなさんもやりたいことを探すのですが、そんなの無いのが当たり前です。だって、会社で働きたくないのが本音ですよね。

ただ周りの就活生は、「御社の○○事業に特に興味があります。なぜなら私自身、学生時代の研究で△△に携わって参りましたが、その中でも□□の分野が好きでした。今後もそうしたフィールドで活躍していきたいと強く考えております。あ、ただその事業にはキャリアの中で携われれば幸いですので、仮に最初に関わるのが他業務だったとしても、一生懸命取り組みたいと考えております」みたいなことをペラペラしゃべりますよね。こういうのを合同面接とか何回も言って聞かされているうちに、「みんなやりたいことを持ってるんだ」「やりたいことを探すべきなのかなぁ」と不安になっていってしまうんです。

この熱意を持っている風の学生は、入社したとしても3年後はいないかもしれません。繰り返しますが、仕事上でやりたいことなんかなくても全く問題ありません。ですので、もし今あなたが、やりたいことを無理やり作り出して、自分に思い込ませて面接に参加している状態でしたら、今すぐやめた方がいいです。

むしろ、プライベートでやりたいことを考えた方が健全です。海外旅行に行きたいとか、おいしいもの食べたいとか、好きなアーティストのライブで盛り上がりたいなどなど、人によってやりたいことの一つくらいあるはずです。こういうのが自然なやりたいことなんじゃないでしょうか。

やりたいことがない就活弱者が内定を取る方法

とは言え、現在大学生の方は、周りの学生の多くが就職活動しているんでしょうし、親の圧力で就職しないといけないと感じている方も少なくないはずです。

そこで、ここでは「やりたいことなんてないんだけどなぁ…」と思い悩む方でも、内定に近づく方法について解説します。結論としては以下の通りです。

  • やりたくないこと・向いていることを探す
  • 誰も受けないような会社を受ける
  • 面接で誰も話さないようなエピソードを語る

それぞれ補足していきます。

やりたくないこと・向いていることを探す

仕事上でやりたいことを探すよりも、やりたくないことや向いていることを探しましょう。やりたくないことなんて山ほど出てくるでしょうけど、それでOKです。

僕は現在軽貨物ドライバーをやっているのですが、やりたくないことを回避しつつ、向いていることを探した結果、今の仕事に辿り着きました。一例を上げると以下です。

  • 人とできるだけ関わらない
  • 満員電車に乗りたくない
  • 上司に命令されたくない
  • 運転は嫌いじゃない
  • 体を多少ヘビーに動かしても問題ない
  • 雨の中でも動き回るのは耐えられる

こんな感じで、色々書き出していくと、適職が見つかりやすいです。

また、自分が何に向いていそうかを誰かに聞いてみるのも効果的です。自分のことは、自分よりも他人の方がよく理解しているもので、思いがけない意見を聞くことができます。

ここでの他人の意見というのは、向いていそうなことを言ってくれているのと同時に、あなたに求められていることを教えてくれています

自分が提供できることと、周りの人があなたにやってもらいたいことは微妙に違います。求められていることをあなたが理解していることが、就活だけでなく、今後あなたの人生を生きやすくしていくコツだと僕は思います。

誰も受けないような会社を受ける

新卒生が入社したい企業って毎年決まっていて、商社・金融・コンサル・食品・航空・インフラなどの大手企業、またはその子会社が上位に上がってきます。

ただ、こういった企業は学生が集まってきてしまうので、自然と競争が激化してしまうんですよね。ですので、内定を取るためには誰でも知っているような人気企業は絶対に避けるべきです。

ではどうするかというと、誰も知らない、規模も小さいような会社を狙って受けていってください。例えば、ごみ処理の会社とか、町工場に近い鉄加工の会社とか、僕が受けたような自動車販売会社とかですね。

これらの企業を別にディスってるわけではなくて、いい会社はたくさんあると思いますが、なぜか学生が受けようとしないんですよね。よほど大手でない限り給料もあまり変わりませんし、実は中小企業の方がライバルが少ない分活躍しやすいので、キャリアアップを狙いやすいのです。

面接で誰も話さないようなエピソードを語る

新卒の学生が面接官にどう見られているかというと、みんな同じに見られています。何せ社会人として働いた実績がないので、評価しようがないんです。バイトでいくら結果を出していようが、正社員で1年頑張った人には勝ち目がありません。

実際、僕も学生の時に、塾講師のアルバイトの話とか、サークルでイベントを企画した話とかしていましたけど、結果は40社全落ちでした。

しかし、OB訪問した時に、新日鐵(現・日本製鐵)に入社した方は、ベビーシッターのアルバイトの話をしたと言っていました。他にも、丸紅に入社したOBは、ミニバスケット(小学生のバスケチーム)のコーチをしていた話をしたそうです。

学生たちがみんな、アルバイトなら飲食とか塾講師、サークルならテニスの話ばかりする中、先の2人は少し違う切り口で話しているように思いませんか?

僕は学生時代にこのことに全く気づきませんでしたが、中途面接では誰もやっていないような話をするようにしていたら、うまくいくことが多かったです。

例えば、自動車会社時代に誰もやっていなかった事故対応を進んでやった話とか、労働マルチ時代に1日200件飛び込み訪問やっていた話とかですね。

とにかく珍しいエピソードを選んでください。あなたしか経験していないことって、探したらたくさんあるはずです。

どう変えたらどう改善したかを交えて話す

珍しい話をチョイスした上で、『どう変えたらどう改善したか』という話の展開にしてください。

例えば、僕が事故対応を進んでやっていたら自動車保険の知識が自然と体で理解できるようになって、獲得件数で全国表彰をいただけるまでになりました、とかです(中途採用なので、実績をアピールしています)。

何なら、表彰とか受けてなくていいです。小さい話でいいんです。例えば、学生時代口下手で友達がなかなかできなかったが、喋らなくてもニコニコするようにしていたら友達が増えたとか。あまりにもお金がなくてパスタばっかり作っていたら、めちゃくちゃ美味いものが作れるようになったとか。

このレベルで全然問題ありません。むしろ、大学時代のテニサーの話とかされるよりよっぽどいいです。

なぜこうした話の展開にするかというと、PDCAを回せる、つまり自主的に改善点に気付き実行できる人物なのかを証明できるからです。また、面接官にあなたのエピソードに質問をさせることによって、志望動機を深掘りさせる時間を減らすという効果もあります。

絶対に何か一つくらいあるはずです。今すぐ探してみてください。

会社を選ばなければ必ず就職先はある

頑張って就職活動しているのに、面接に落ち続けていたりすると、「自分は一生就職できないんじゃないか…」と不安になりますよね。

しかし、現代社会は人口減少の一途を辿っており、労働市場は人手不足。業界や会社の規模など、選ばなければ必ず就職できます。落ち続けてしまっている方は、やはり興味のある業界ばかり受けてしまっていたり、また何となくキツそうな業界を敬遠してしまっていたりすると、自分で自分の可能性を狭めてしまっていることになります。

仕事に何を求めるかは人によって千差万別ですが、現実的には生活費を稼ぐための手段ですよね。「本当にこれがやりたい!」とまでは思わないのであれば、“食うため”に仕事するんだと割り切って、人の受けない業界に行ってみると、思いもよらない好条件の仕事に出会えるかもしれません。

社会人になってしまった方が自分のやりたいことが見つかりやすい

正社員でも契約社員でも派遣社員でもいいのですが、一度社会人として働いてしまった方が、自分のやりたいことは見つかりやすいです。結局、学生の立場で、社会人になった将来像を考えるなんて、最初から無理があるのです。責任を負って働き出して初めて、多くのことを学ぶのです。

ですので、乱暴な言い方ですけど、就職先がどこがいいとかは、あまり気にする必要ないです。バイトしている会社に就職でもいいですし、多少ブラック企業でもOKです。就職するチャンスがあったらそこで決めてください。本当に無理ならすぐに辞めればいいだけですから。

ただ、僕がハマってしまった労働マルチのように、働いても働いても搾取され続け、貯金額がどんどん減っていくような状態だけは避けないとダメです。精神的にも金銭的にも、次の仕事のことを考えられなくなってしまうので。

ある程度は就職先にこだわりたい方へ

自分のこだわりを捨てた就職活動の方法について述べてきましたが、人生の大半は仕事している時間なので、ある程度は希望を反映させた就職先で働きたい、と感じる方も多いでしょう。

その場合、就活のライバルに勝っていくための戦略を立てる必要がありますので、内定までの難易度はグッと上がります。

しかし、やりたいことがわかっていない状態であっても、しっかりとした自己分析を行い、説得力のある志望動機を作ることは可能です。そうした方法について、別記事で解説しました。ご興味ある方は、以下のリンクからどうぞ。

■参考記事>>自分の強みがわからない人のための自己分析【長所を人に聞くだけ】

今回はここまでです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました