自分の強みがわからない人のための自己分析【長所を人に聞くだけ】

就活・転職

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こんにちは、わたなべです。

就職活動における面接とは、自分を売り込んで採用を勝ち取る場です。強みをこの上なくアピールして、志望企業の内定を確実に取っていきたいところですよね。

しかし、この自分の強みが曖昧であったり、客観的に見て信用に欠けるものであると、面接官を説得することはできませんので、いつまで経っても就活を終わらせることはできません。

ですので、就活で内定を取るには、しっかりと自己分析を行うことが極めて重要ですが、なかなか自分で自分のことはわからないもの。「強みなんかないんだけど…」と思い悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、自分のことがわからなすぎて波乱万丈の人生を送りつつも、現在は適職に出会い悠々自適に過ごすことができている僕が、お悩みにお答えします。

特に以下のような方の役に立てるよう、記事を作成しています。

  • 就活のために自己分析を試みるも、全く自分の強みがわからない方
  • 簡単に自己分析できる方法を知りたい方
  • 適職に就くためにどうしたらいいか知りたい方

✅この記事の内容

  • 自分で自分のことがわからないのは当たり前
  • 自分の強みがわからない人のための自己分析
  • 無理せず自然に人より上手くできる仕事を選ぶべき

✅わたなべとは何者なのか

1986年生まれ。新卒で自動車営業マン→労働マルチにハマり300万円溶かす→人材紹介会社で適応障害になる(大人の発達障害が発覚する)→軽貨物ドライバーの傍らブロガーとして悠々自適な生活を送る。新卒でエントリーした100社に全落ちする過去あり。

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自分で自分のことがわからないのは当たり前

まず最初に言いたいのは、そもそも自分の頭で考えても強みや弱みがわからないのが普通だということです。

なぜなら、自身の強み弱みは、他人との比較で浮き上がってくるものだからです。

例えば、学校で成績が良いとか、100m走が早いとか、絵を描くのが上手いとか、全部他者との比較ですよね。だから、一人だけで活動していても、それが上手いのか下手なのかなんて、評価のしようがないんです。

自分だけの世界で自己分析するなんて、他人との比較をしない縛りの中で戦っているようなものです。

人と比べて自分は真面目な人間なのか、人と比べて行動的なのか、というように、まずは人と比べるという発想を持ちましょう。

あなたが上手くできることで他人の悩みを解消できるのが理想的

誰しも得意不得意があり、お互いが支え合って生きています。社会はそうしてできています。

ですので、理想的なのは、自分の得意分野を誰かの悩みのために役立てている状態です。

仕事の中でこうした状態を作れれば、就活は大成功ということになります。

あなたの得意なことって何でしょう。

まぁ、それがわかれば苦労しませんよね。大丈夫です、以下で解説していきますので、最後までお付き合いください。

自分の強みがわからない人のための自己分析

では具体的に、どのように自己分析を進めていけば良いのでしょうか。結論は以下の通りです。

  • 自分の強み弱みを周囲の人に聞く
  • 過去に受けた自分の評価を思い出す

いわゆる他己分析ですね。他力本願ぽいですが全く問題ありません。それぞれ補足します。

自分の強み弱みを周囲の人に聞く

自分の強みや弱みは他人がよく知っています。ですので、まずは単刀直入に聞いてみてください。

「私の良いところってどういうところですか?」って。

そうすれば、たくさん教えてくれるでしょう。自分で思っている自分自身の印象とは、全く違ったものも知れるはずです。

そして、その理由も聞いてください。そう思う“何か”が必ずあります。

例えば、「営業職に向いてそうね」と言われたとしたら、その人がそう思った理由が必ずあります。「話していて嫌味がない」と思ったからかもしれませんし、「話に説得力があるから」かもしれません。

実は、それこそがあなたの強みなのです。『話して嫌味がない』なら、接客業が向いているでしょうし、『話に説得力がある』なら商品を売り込むタイプの営業が向いている、というように。

こうした思考が、あなたの向いている仕事を自然と照らしてくれます。

就職活動は、あなたがやりたいことを探すよりも、あなたが求められている仕事を探す方が、就職してからうまくいきます。なぜなら、それが周囲の人だったり、社会から求められている役割だからです。

こうしたことは自分の頭で考えていても、なかなか思いつきません。まずは、知り合いに尋ねることからスタートしてください。

しっかりした自己分析から志望動機が自然に作られる

自然に向いてそうな仕事がわかれば、志望動機も自然と作れます。しかも、それは既に説得力のあるものになっています。具体的には以下の通り。

  1. 周囲から◯◯と言われることが多い
  2. 理由まで聞くと△△だと言われた
  3. だから□□の仕事が向いているかと思った
  4. ☆☆の分野で活躍していきたい

このような流れでエピソードを語ると、誰が聞いても納得できる、隙のない志望動機を作ることができます。

例えば、塾講師として働きたい人の志望動機はこんな感じになります。

「周囲からは勉強を教えるのが上手いと言われることが多く、理由を聞いたところ、やさしい言葉でわかりやすく説明してくれるから、ということでした。ですので、塾講師として働いていくのが向いていると思いました。特に、低学年の指導が得意ですので、まず学習の習慣をつけてもらうことを目標に頑張りたいと思います」

他人の評価が入っているので説得力が増していることに加えて、全て事実しか語っていませんので、どんな質問が飛んできても即答できますよね。

あなたは何て言われることが多かったですか?その理由はどうしてですか?

これさえ答えられれば、自己分析と志望動機は完了したようなものです。

過去に受けた自分の評価を思い出す

自分の強みを確認できた後に、過去に言われたことを思い出すこともやってみてください。

過去の話ですから、なぜそう思ったのかを聞くことはできませんが、自分のことが客観視できている状態でしたら大丈夫です。「あー、だからあの時、あんなこと言われたんだ!」と合点がいくはずです。

【最近の自分の評価を聞く→自分で自分のことがわかり始める→過去について振り返る→自分の生まれ持った特性を理解する】

こうした流れを狙っています。

昔から自分にはこういう特性があったと理解することで、より自信を持って、「私はこういう人間です!」と強くアピールすることができます。

教わった印象は100%正しい

自分が周囲に与えている印象は、接する人によって変わります。人によって、「あなたは明るい人だ」と言う人もいれば、「根暗な人」と言う人もいるでしょう。

しかし、こうした意見はどちらも紛れも無い真実です。だから、明るい人でもあり根暗な人でもあるのです。対極にある性格であっても、両方併せ持つのが人間ですので、不思議なことではありません。

受け入れ難い評価もあるかもしれませんが、否定しても意味がありません。その人はそう感じたんでしょう。大事なことは、教わった印象は100%正しいと受け入れることです。

何でこんなことを言ってるのかは、次章を読むとわかります。

人からの評価を受け入れた結果人生が好転した具体例

この記事を書こうと思ったきっかけが、何を隠そう、僕自身が自分のことを全く客観視できず、就職面接で失敗し続けたからなんです。

しかし、周囲の人からの意見を聞き入れて、行動に取り入れるようにしたら、物事がうまくいくようになりました。例を挙げると以下の通りです。

  • 運転がうまい、と言われた → 現在ドライバーとして稼働
  • 自作営業チラシを作って配っていたら大好評で、こういう(クリエイティブな)仕事した方がいいんじゃないの?、と言われた → 現在ブログ運営3年目
  • 軽度ADHDやASDがボーダーラインの診断を受ける → 人に会いまくる営業職から、できるだけ人と関わらない生活にチェンジしてストレスフリーに

他人の「こうした方が良くない?」という意見は、結構当たっています。鵜呑みにする必要はありませんが、そういう傾向があるのかと意識してみてもいいと思うのです。何かしら状況が変わるはずですから。

思いがけない意見から自分の強みを見つけられる

自分では全く考えていなかった評価を受けることもありました。一例としては以下。

  • 人思いだよね、と言われた → 実際は、自分に危害を加えないとわかっている、関係性の構築できた人にだけ優しく、その他の人にはびっくりするほど無関心
  • 完璧に仕事ができる営業マンだと思ってました、と言われた → 自動車保険で全国表彰を受賞するも、基本的には大なり小なりミスが止まらないしくじり体質(顧客の印鑑証明をなくす、など)
  • 父親としてすごく頑張ってるね、と言われた → 実際は、仕事と飲み会に熱中し、子育ての大変さを顧みなかったため、嫁に家を2回出ていかれる

上記は、全部僕の実体験です。

自分では、人思いでも、完璧な営業マンでも、いいパパでもないと思っています。たまたま、いい一面が出ただけ。

しかし、その人にはいいように映っています。先ほど述べましたが、人の意見は100%正しいのです。だから、あなた自身は向いてないと思っていることでも、その中の一部にキラリと光るものを見つけてくれたのです。

それって、あなたの強みじゃないですか?

こうした面を、自分で肯定できるかできないかの違いです。少しでも褒められたのであれば、ポジティブに受け取って、自分の強みということにしてしまいましょう。

『自分が思っている強み=あなたの強み』とは限らない

繰り返しになりますが、自分の思う強みは、必ずしもあなたの本当の強みとは限りません。

あなたの強みは、自分で決めるというより、他人が決めているのです。

例えば、あなたがいつも5分前行動している人で、「君はすごく時間に正確だね!」と褒められたとしたら、それは紛れもなくあなたの強みと言えますよね。

そして、それがあなたの価値でもあるのです。周囲の人があなたに期待しているのです。

冒頭でも述べましたが、周囲に求められていることを提供していけると、人生を一気にイージーモードにすることができます。

無理せず自然に人より上手くできる仕事を選ぶべき

自分の強みがわかると、向いていそうな仕事もいくつか候補に上がると思います。

ただ、その中から実際に本業にする仕事には、無理せず自然に人より上手くできることを選んでください。その理由はたった一つ、無理してると続かないからです。

僕は3回転職していますが、労働マルチと人材紹介への転職で失敗してしまいました。

労働マルチはお金が続きませんでしたし、人材紹介は人の気持ちを推し量るのが苦手な僕には向いていませんでした。

だから、適職に就くということの重要性を伝えたいと思っています。これから新たな職に就く方々には、せっかく苦労して手にした新天地での生活を、実りのあるものにして欲しいのです。

自然とできることは続きますし、継続すればその道のプロになれるので、ますます周囲から必要とされる人材になります。

人生の大半は仕事です。どうか自分に合った仕事に出会えますように。

さて、まとめますが、自己分析が難しいと考えている方は、全部を自分でやろうとし過ぎています。そもそもその発想が無理をしています。こういう時こそ人の力をどんどん借りましょう。

今回はここまでです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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