こんにちは、わたなべです。
僕は軽貨物の宅配業を始めてから3年以上が経ちますが、さまざまなアイテムを買い揃えてきました。
他の記事でもたくさん書いていますが、ドライバーになった頃は本当にお金がなく、準備するにも予算が限られていました。ですので、いかに低予算で、それなりのクオリティのものを見つけ出せるかが購入の軸だったんですよね。
これから参入を検討している方にとっては、「どんな準備をしたらいいんだろう?」と思われている方も多いはずで、今後軽貨物で仕事をしていくとなったら、最低限いくつかアイテムを購入しないといけません。
そこで今回は、実際に購入して使ってみたものの中から、コスパが最強だった商品を厳選して紹介します。買ってよかった、というか買わないと損とまで思えるものばかりですし、これから宅配をやっていく上では確実に必要になる商品たちです。
宅配業の方以外にもおすすめのものがありますので、是非最後までお読みください。
特に以下のような方の役に立てるよう、記事を作成しています。
- 軽貨物の宅配ドライバーに必要なアイテムについて知りたい方
- 逆に買わなくてもいいものがあったら教えて欲しい方
- 備品購入以外で準備すべきものが何か知りたい方
✅この記事の内容
- 軽貨物ドライバーへ激推しの便利アイテム13選
- コスパが良くなかった商品・サービス3選
- 配達に集中するためにやっておくべきことまとめ
軽貨物ドライバーへ激推しの便利アイテム13選
まずは僕が厳選したアイテムについてご紹介します。まとめると以下の通り。
- モバイルバッテリー:OFIYAA モバイルバッテリー-JM2
- ドライブレコーダー:Tikeyo 300万画素ドラレコ 前後カメラ
- シートカバー:inotenka フェイクレザー シートカバー
- 空気入れ:WindGallop 小型コンプレッサー
- スマートフォン冷却シート:simplism スマ冷えPremium
- スマホクーラー:Hudifeni スマホクーラー
- スマートフォン:Xiaomi Redmi Note 10
- ブルーライトカットフィルム:Eguoer Redmi Note 10 JE フィルム
- 配達用ポーチ:ProCase ウエストパック
- 小物入れ:冒険倶楽部 ポーチ 反射ライン付ベルトクリップ小物ケース
- どうしても頑張る時のために:キューピーコーワゴールドα プレミアム
- 指先のヒビ対策:アトリックス エクストラ ポイント集中ケア
- 配達車両:スズキ エブリィ
一つずつ解説します。
OFIYAA モバイルバッテリー-JM2
本当に買わないと損するかもしれないので、最初に紹介します。
宅配をされている方の中には、自身の携帯にアプリをダウンロードして、それを配達の端末として使用している方も少なくないと思います。
そうした方にとっては、スマホの充電がなくなってしまうことが致命的ですよね。僕もしばらく車のシガー電源にケーブルを挿して充電していたのですが、かなり時間がかかっていていました。ある時、1便の配達がかなり押してしまい、スマホ充電40%で2便がスタートになってしまった経験があり、「これはダメだ…」と思いモバイルバッテリーを購入しました。
使用感は最高で、スマホの電源を切った状態でモバイルバッテリーに繋ぐと、1時間で25%→80%まで充電されていました。スマホを使用しながらの状態でも25%→90%が1時間半程度。しかも、モバイルバッテリーの方の充電は、1回使っても60%以上残っているので、2日に1回充電しておけば問題ありません。こんなに効率がいいなら、もっと早く買っておけばよかったです。
おまけに、充電のための車の空ぶかしをしなくなったおかげで、燃費が良くなりました。今ガソリン代高いですからね。モバイルバッテリーを買ってしまった方が、明らかに経費削減できます。
特にAmazon配送の方には、必須アイテムと言っても差し支えありません。充電器を探しているならコレです。
Tikeyo 300万画素ドラレコ 前後カメラ
ドライバー業務に欠かせないのが、ドライブレコーダーです。自分の車を購入した時に、何かしら取り付けないと仕事にならないため、最初は量販店を回りました。
とにかく低予算で購入・自分で取り付けしたいと思っていたので、本体だけ買いたかったのですが、【大手メーカー品+取り付け工賃】で25000円からみたいな売り方だったんですよね。
そこで、思い切ってAmazonで探したら、このドラレコに出会いました。数千円に抑えられて、画質もいいというのが購入の条件でしたが、両方とも満たしています。前方だけでなく後方用カメラも付いていて、1万円出せば余裕でお釣りがきます。
正直全然知らないメーカーなので、「大丈夫かな?」と思いましたが、使ってみると最高でした。
安いドラレコって、どこかおもちゃっぽいイメージを持つ方も多いかもしれませんが、この商品は別格です。高級感があり、大手メーカーの商品と言われてもわからないレベルで、しっかり作られています。
画質はかなり良いです。夜でもくっきり撮ってくれています。一度しっかり取り付けてしまえば、グラグラすることもないので、運転していてストレスを感じません。
電源はシガーソケットから取るタイプなので、配線が難しいのがデメリットかもしれません。僕は配線をパネル裏から通してスッキリさせていますが、「できないよ」って方もいるかもしれません(難しくないので是非挑戦してみて欲しいですが)。
ディーラーなどで付き合いがあれば、おそらく「点検出すからついでに取り付けお願い!」と言えば、OKしてくれると思います。また、工賃を払ってお願いする場合でも、おそらく5000円もあれば済むはずです。正直ドラレコは壊れやすいアイテムなので、数万出すのはもったいないです。
僕は配達用に購入しましたが、日常使用でも全く問題ないと感じました。最高におすすめです。
inotenka フェイクレザー シートカバー
車のシートって、何回も乗り降りするたびに劣化してきてしまいますよね。僕も車で稼働しはじめて半年のタイミングで、擦れた箇所から中のクッションが見えてきてしまったので、保護のためにカバーを購入しました。
本当は背もたれまでの一体型の車種専用シートカバーが理想だったのですが、ECサイトでも軒並み1万円を超えていました…そこで、少しでもケチるためにコスパを求めて購入したのがこのシートカバーです。
DA16Vのキャリィには全く問題なく装着できましたし、使っているうちにずれたりすることもないので、かなり満足しています。
強いて言うと、スライドレバーやリクライニングレバーがやや操作しづらくなったかなぁと思うくらい。ただ、気にせず使えるレベルなので問題ありません。
宅配やってる方は、早い段階でカバーをかけることをおすすめします。
WindGallop 小型コンプレッサー
続いては、車のタイヤの空気入れ。配達を始めてから、最初に買ったアイテムがこれです。軽貨物のタイヤの空気圧はすぐに減ってしまうので、ドラレコと並び必須アイテムの一つです。
ネットで空気入れを検索すると、似たような商品が無数に出てきます。結構いい値段のものもありますが、「すぐ壊れたらやだな…」と思ったりしますよね。
そういった方は、このWindGallopの空気入れを買ってください。
Amazonの評価で、耐久性にやや難あり、のように書かれていたので不安だったのですが、購入から2年以上経った今でも、バリバリ元気に動いています。
値段も安いです。1万円とかする商品もありますが、空気を入れられればいいのであれば、そこまで高いものは必要ないです。
電源はシガーソケットから取るタイプなので、エンジンをかけながらの使用となります(バッテリー上がりの心配がなければON状態でも大丈夫です)。
インジケーターが見やすいので、どこまで入れ続ければいいのかがはっきりわかります。
デメリットとしては、音が結構大きい点です。空気を入れている間は、少し離れたところから話しかけられても気づかないかもしれません。早朝や夜間だと近所迷惑になりそうなので、日中の使用をおすすめします。
また、ゴムチューブ付け根の接着が取れやすいです。僕は買ってから2回外れたので、直して使っています。
写真は本体裏面です。丸を付けた箇所が本体とチューブが接着剤で固定されているところなのですが、ここが外れやすいです。その場合は、瞬間接着剤で固定すればまたしばらく使えます。アロンアルファを使ったら1年くらい持っているのでおすすめです。
simplism スマ冷えPremium
ヤマト運輸やAmazonなどの大手運送会社や、UberEatsや出前館などのフードデリバリーを請け負う場合、自分のスマートフォンにアプリをダウンロードして仕事をすることになります。
当然、ドライバーはずっと外にいる仕事です。冬場はいいですが、夏場は猛暑が待っています。人間には耐え難い暑さですが、それはスマホにとっても同じです。
僕のスマホは外気温28℃以上になると、画面がバグり始めます。そして32℃以上になると、アプリの動きがおかしくなります…車内は日陰ですが、それでもダメな時が結構あります。
ちなみに、スマートフォンの設計上、使用環境は外気温35℃までとなっているそうです。それ以上の日が連続するようになってしまった昨今では、外でスマホを使って仕事すること自体、結構無理してることになりますね…
ただ配達はしなくてはいけませんので、すぐに探して購入した商品が、このsimplismのスマ冷えPremiumです。スマホの裏面に貼るだけで本体温度が下がり、アプリの正確な作動を取り戻してくれる優れものです。
本当に貼るだけでOKで、別のスマホでも使いたい時は、何度でも剥がして貼り直して使うことができます。
パッケージには『−8.2℃』と書いてありますが、僕の体感は−4℃くらいです。ただ、この4℃が相当大きく、外気温30℃くらいであれば問題なくスマホが使えるようになりました。
スマホを配達中に落としてもいいように、カバーを被せているのですが、スマ冷え自体が薄いので両立できました。
ただ、35℃を超える酷暑になってくると、これだけでは対応できませんでした。で、追加で購入したのが次の商品です。
Hudifeni スマホクーラー
スマホの冷却のために、このスマホクーラーを購入しました。装着したまま持ち運びできるので、配達との相性は良いです。
僕のケースですが、午前中はスマ冷えのみで対応できますが、お昼12時を過ぎてくるとスマホの動作がおかしくなり始めていました。スタート時間にもよりますが、大体14時頃には1便の配達が終わるので、この2時間だけ冷却できることを求めていました。
このHudifeniのスマホクーラーは、『バッテリー内蔵で2時間冷却できる』とのことで購入しましたが、実際は1時間半くらいでした。ただ、1度冷やしてしまえば、残り30分くらいは炎天下でも動いてくれるので問題ありませんでした。
数秒で本当に冷たくなってくれるので、即効性があります。効果は落ちるかもしれませんが、スマホカバーの上からでも問題なく冷却してくれました。
車の充電ケーブルから充電できるので、運転中に繋ぎっぱなしでも大丈夫ですが、エンジンをかけては切っての繰り返しだと効率が落ちるのか、なかなか充電されませんでした。
しかし、スマ冷えとスマホクーラーのW使いによって、真夏の配達を乗り切ることができました。スマホアプリで稼働される方は冷却が必須のため、両方セットで使用することをおすすめします。
Xiaomi Redmi Note 10
配達の際におすすめのスマートフォンが、このXaomiのRedmi Note 10です。少し前のモデルですがかなり高性能で、以下の理由から宅配業務に非常に相性がいいです。
- 気温が高くてもフリーズや画面のバグが起こらない
- 充電の持ちが良くノンストップで配達できる
- 端末価格が安い
これまで、数々の安いコスパの良いスマホを使ってきましたが、夏場の配達だと高温で端末がダメージを受けて、配達アプリが固まったり画面がバグって一面緑色になったりしてたんですよね。
しかし、このRedmiを使い始めてからそうしたことは一切なくなりました。もちろん、端末が熱を持つと動きが遅くなることはあります。ただ、前述のスマホクーラーを併用すれば、炎天下であっても何の問題もなく配達できています。
また、充電の持ちも良いので助かりますね。半年使用している現在でも、満充電でAmazonアプリ6時間稼働くらいまでならギリギリ持ちます。
「安いから予備端末として買っておくか」くらいしか思ってなかったのですが、本当に買ってよかったです。
Eguoer Redmi Note 10 JE フィルム
アプリをダウンロードして稼働しているドライバーにとって、意外とダメージを受けるのが目の疲れです。目が疲れてくると肩が凝ったり、頭が痛くなったりして運転に支障が出ますよね。
その一因として挙げられるのが、スマホのブルーライトです。僕もある時から「何でこんなに疲れてるんだろう?」と感じた瞬間がありましたが、原因はスマホでした。
普通の保護フィルムを貼っていたのですが、このブルーライトカットフィルムを貼った途端、目の疲れをもちろん、体の疲れが半減しました。
おまけに、指紋が付きづらくなったり、(撥水が効いてるのか)雨の日付着する水分が減少しました。配達アプリって画面に何か付いていると思うように動かなかったり誤作動を起こすんですよね。しかし、保護フィルムを変えたことでそれも気にならなくなりました(旭硝子製を謳うだけあります)。
僕は現在、XiomiのRedmi 10 JEを使っていますが、別モデル用もありますので、是非探してみて下さい。
意外と重視していない方も多いのではないかと思いますが、僕の中では最重要アイテムの一つです。
ProCase ウエストパック
配達駆け出しの頃、もらったポーチが壊れてしまったため、代用品として購入。しかし、それまでのものよりも性能が上回っていました。
まずは、何と言っても薄く、そして軽いです。ずっと身につけているものですし、宅配ドライバーは意外と細いスペースに入っていくことが多いので、コンパクトであることはかなりメリットです。
そして、以前のものよりも撥水性に優れていて、雨の日に浸水しづらいのもポイントです。僕はポーチに不在票を大量に入れているので、濡れにくいのはありがたいのです(さすがに台風とかゲリラ豪雨から完全に防ぎ切るのは無理でしたが…)。
また、ウエストベルトがかなり伸びるので、大柄な方でも使いやすいと思います(僕は176cmですが細身なので、かなり長さが余っています)。
使い始めて1年以上経ちますが、買った時のまま原型をとどめています(少し色落ちはしましたが)。丈夫です。重いものを抱える時に、腰に干渉しているはずですが、全然壊れません。以前のものは、ポーチとベルトの境目が避けてしまいまったので、耐久力を感じます。
まさにコスパ最強なので、是非おすすめです。
冒険倶楽部 ポーチ 反射ライン付ベルトクリップ小物ケース
両手で荷物を抱える時の一時的な携帯入れに、そして不在票を書く時のためのペンケースとして、前述のポーチに取り付けるように購入した小物入れです。
僕は、上部のボタンを2箇所外しっぱなしで、スマホを入れたり取り出したりして使っています。スマホカバーを付けているので、雨の日でも浸水しません。
ペンを挿すための穴はそんなに大きくないのですが、抜き挿ししているうちに広がる(?)せいか、徐々に使いやすくなります。
裏側は以下の写真のようになっていて、ポーチのウエストベルトに取り付けられるようになっています。
よく、腰袋をベルトにくくりつけている方がいますが、外すのが結構大変ですよね。
一方で、この商品はポーチに取り付けるのに向いた商品ですので、ポーチを取り外すだけですぐに身軽になれるのがメリットです。
ポーチとの同時購入をおすすめします。
キューピーコーワゴールドα プレミアム
軽貨物ドライバーは運転を生業としている以上、常にある程度は元気でいることが求められますが、どうしても体調を崩す時があります。そういう時でもシフトの穴を開けることはできませんし、個人事業主なので売上のためには出勤したいわけですよね。
そういう時には、キューピーコーワゴールドαプレミアムがおすすめです。1回1錠でかなり効きます。だるい感じが吹っ飛ぶので、ここぞと言う時に頼りになります。
本当はあんまり飲まないようにしてるんですけどね。翌日のエネルギーの前借りだと僕は思うので。ただ、日常的に偏頭痛になったりしますし、売上だけは減らしたくないので仕方ありません。
キューピーコーワゴールドとか、ゴールドαとか色々種類がありますが、僕はプレミアムじゃないとダメでした。コンビニで2錠だけとか売ってるので、自身に合うものを選んでもいいかもしれません。
アトリックス エクストラ ポイント集中ケア
僕は、冬場になると必ず手が荒れます。配達中はゴム軍手を装着しているので、手の大半は保護されているのですが、人差し指と親指だけは、アプリの操作のためにわざと切って使っているんですね。すると、そこだけ集中的にヒビ割れしてしまうので、ケア用品が必須なのです。
色々と試しましたが、このアトリックスに辿り着きました。理由としては、1本買っておけば一冬持ちますし、寝る時と家を出る時に塗るのでベタつきすぎず、また価格が安いためです。
配達が連日になるとさすがに治りが悪くなるのですが、連休を利用すれば一気に治ります。もう2年連続で使っていて、今年もお世話になる予定です。手荒れがひどい方は是非どうぞ。
スズキ エブリィ ハイルーフ 5AGS
最後だけ、ちょっと番外編っぽいですが、仕事用に自分の車を買うのであれば、スズキのエブリィがおすすめです。理由としては、以下の通り。
- 燃費が良い(5AGS車)
- 運転席・室内が広い
- 出回っている台数が多いので、中古車価格が抑えられる
中古車で購入する場合、特に型式DA17V以降のモデルが、上記の条件を全て兼ね備えているのでおすすめです。
僕は、ドライバーを始めてからずっとリース車で稼働してきましたが、やはり自分の車で仕事できるのは、控えめに言って最高です。月々の支払いも抑えられましたし、メンテナンスのために遠方に行く必要もなくなりました。
詳細については別記事で解説しているので、以下から是非どうぞ。
■参考記事>>【軽貨物ドライバー】車両購入時の3つの注意点【リースvs持ち込み】
その他の宅配で必要なアイテム一覧
上記の他に、最低限必要になるアイテムについても触れます。まとめると以下の通り。
- ペン
- 台車
- 車載用スマホ充電器
- 車載用スマホスタンド
商品をたくさん紹介しているサイトがありますが、僕がこれまで紹介してきた商品だけで、配達業務は十分できます。僕は物を少しでも減らしたいので、余計なアイテムは省いています。
台車について1点だけ補足します。
台車
台車は、軽い物中心の配達であれば、耐荷重80kgあれば問題ありません。例えば以下のような商品です。
水のケースを一気に5ケース運ぶとか、ゲーミングチェアや家具を運んだりと、重い荷物の配達が多い場合は、できれば耐荷重120kg以上でストッパー付きのものがあると便利です。一例として、以下のような物です。
僕は重たい荷物中心の現場で、耐荷重80kgの安い台車で配達していましたが、早いタイミングで車輪がダメになり、何回か交換する羽目になりました。車輪も1個700円とかするので、経費がかさみます。最初から用途に合った台車選びをした方が良いです。
コスパが良くなかった商品・サービス3選
コスパがあまり良くなかった商品・サービスについても紹介します。結論は以下の通り。
- 課金型の配達アプリ
- 布製の軍手
- 100均の100円商品
それぞれ補足します。
課金型の配達アプリ
ドライバーになった当初、おすすめされて配達アプリをダウンロードしましたが、僕はほとんど使いませんでした。理由としては以下。
- 派遣先の現場でも配達アプリを使っていた
- 積み込みに時間がかかりアプリに荷物登録している余裕がない
- 配達エリアが限られていて、1週間も配達すると地理を大体覚える
結局、課金型の配達アプリが必要な最初期には使っているだけの時間的余裕がなく、しばらくして慣れてきた頃には配達先が頭に入ってしまいました。また、そもそも配達現場で使い勝手は置いといて自前の専用アプリが用意されていましたし、大手配送会社の委託として稼働する場合、地図を借りられたりもらえたりします。
ですので結果的に、お金を払ってまで自分で配達アプリを用意する必要がありませんでした。
特に、Amazonや出前館の配送などは、アプリ内にゼンリン地図が内蔵されていたり、配送先までナビしてくれたりと、スマホだけあれば完結してしまいます。
アプリ管理されていない現場で稼働される方以外は、わざわざダウンロードする必要はないと思います。
布製の軍手
冬場に手がかじかんでしまうこと、荷物を持った時のグリップ力を上げたいこと、また社員のドライバーが使っていたことから、配達初年度は布製の軍手を使っていました。
しかし、何回か洗うとすぐにほつれてしまうため、ひっきりなしに新品を用意しないといけないという結果に。布軍手は使い捨てアイテムとしては結構高額なので大変でした。
さすがにコスパが悪すぎるため、ゴム軍手にしたところ、2組あれば一冬越すことができました。数回洗っても問題なく使えますし、1組100円とかなので安いです。最初からゴム製にしておけば良かった…
100均の100円商品
いつもお世話になっている100円均一のお店。ですが、こと配達用の備品を揃えるとなった場合、100円で売られている商品は避けた方がいいかもしれません。理由としては以下の通り。
- 充電ケーブルがすぐに断線して使えなくなった
- ゴム軍手を1回使って洗っただけで糸がほつれていた
- エアコン吹き出し口に嵌めるタイプのスマホスタンドがすぐに落ちてしまう
色々と試しましたが、個人的に100円商品に関しては、あまりいい思い出がありません。
しかし、200円商品になると話が違います。100円の充電ケーブルは断線が早かったのですが、200円の充電ケーブルは2年使うことができました。また、200円の2口の分配ソケットは3年以上使っていますが、いまだに現役です。
コスパのためには100均は活用した方がいいかと思いますが、100円商品ではなく200円商品から選ぶことをおすすめします。
配達に集中するためにやっておくべきことまとめ
配達アイテムを購入する以外で、準備しておくことは多岐に渡ります。考え方としては、『配達に集中するためにやっておくべきことは何か』ということです。
そこで、ドライバーとして働き出す前の準備として実際に僕がやっていたこと、また今でも配達前にやっていることを、以下でまとめます。
- ガソリンカードを作っておく
- キャッシュレス決済できる状態にしておく
- 社内のゴミを捨てておく(新しいゴミ袋をシフトレバーに引っ掛けておく)
- 不在票を折っておく
- 休日に、給油・タイヤの空気圧調整・洗車をしておく
- 配達日前には十分に睡眠時間を取っておく
一例を挙げましたが、特に準備しておいた方がいいと思うのが上記の上から2点です。少しだけ補足します。
ガソリンカードを作っておく
ドライバーの給油回数は多いです。ガソリン代も一昔前は考えられないほど高騰してしまっているので、工夫しつつ少しでもコストダウンしていきたいところですよね。
適当に近いスタンドを選んで、しかも毎回現金払いをしていると、リッターあたり高い金額で給油することを繰り返してしまいます。そこで、どこでガソリンを入れるかをあらかじめ決めておき、お得になるようガソリンカード(=クレジットカード)を準備しておくことをおすすめします。
僕は近隣の出光で入れていますが、以下のようなメリットがあることが理由です。
- クレジットカードが年会費永久無料
- カード会員になるだけで2円/L引きになる
- アプリも併用すると、定期的に2〜4円/引きのクーポンがもらえる
- 楽天やPontaポイントが貯まる
現在は毎月200Lくらい入れる僕のケースでは、ポイント付与も含めると、1500円程度は得をしています。
キャッシュレス決済できる状態にしておく
配達中の買い物をスムーズに、また効率的にポイントを貯めるという点でも、キャッシュレス決済できる状態が理想的です。
途中でコンビニやスーパーに寄って、食料や飲料を買う機会がちょこちょこあるんですよね。仕事中の食事代は経費にならない上、特に夏場はバカにならない金額になるので、1回ごとのコストを抑えておきたいところ。
また、配達中は時間指定との戦いですから、キャッシュレスにすることで時間短縮できるのは大きいです(1分でも時間が過ぎたら時間指定無視になってしまうので)。
僕は、いつもSuicaで買い物しています。理由は、5000円チャージすると、150円のJREポイントが貯まるからです。これは、家で消費する食料品や日用品についても、使える時は毎回使っています。半年もすると、5000ポイントとか溜まっているので、見過ごせない金額になります。
スマホが重くなるのでやってないですが、各コンビニのアプリも併用すると、尚良いと思います。
このように、時間短縮しながら効率的にポイントを貯められるようにしておくことをおすすめします。
今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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