【直すより活かせばOK】僕が飽き性を強みに変えた5つの方法

生き方

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こんにちは、わたなべです。

僕は何を隠そう筋金入りの飽き性で、仕事や所属するコミュニティをコロコロ変えたり、何か趣味に手を出しては1〜2ヶ月で飽きてやめてしまう、といったことを繰り返してきました。

こうした自分の特性を、ずっとネガティブに捉えてきました。やってる時はたしかに熱中しているので良いんですが、すぐ冷めて結局やめてしまうのが嫌だったんですよね。

しかし、自分のことを冷静に見つめ直し、絶対にやらないといけないことだけをやるようにしていった結果、物事を継続できるようになりました。むしろ今では、自分は結構いい性格なんじゃないか、とまで思うほどです。

何かを始めてはやめを繰り返している飽き性の方の中には、自分自身の特性をどうにかしたいと思っている方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、飽き性が全く気にならなくなるまでに、僕が実践した具体的行動について紹介します。

特に以下のような方の役に立てるよう、記事を作成しています。

  • 飽き性で続かない性格をどうにかしたいと感じている方
  • どのように飽き性を克服すればいいのか知りたい方
  • 今後もずっと飽き性として生きていくことを思うと憂鬱な方

✅この記事の内容

  • 飽き性の人の6つの特徴
  • 僕が飽き性を強みに変えた5つの方法
  • 自分と向き合うことが克服へのスタート
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飽き性の人の6つの特徴

飽き性とは具体的にどんな人のことを指すのでしょうか。その特徴の例を以下で挙げます。僕の体験ベースですが、当てはまる方は多いはずです。

  • そもそも何事にも興味関心が薄い
  • 短期的に成果が出ないとすぐに見切りをつける
  • 何の工夫もない単純作業に意味を感じない
  • すごいアイデアを思いついたと錯覚し行動したくなる
  • やってるうちに「もっとこうした方がいいな」となり別のことを始める
  • 一通りできるようになったら全てを攻略した気になる

それぞれ補足します。

そもそも何事にも興味関心が弱い

そもそも論ですが、何についても興味関心が薄いです。興味の対象はもちろんあるのですが、そこまで熱中したり、深く追求することまではしません。

だから、何かに夢中になっている人を見ると羨ましくなります。

僕の小2の次男がウルトラマンが好きなのですが、5歳くらいからずっと熱中しています。テレビシリーズはリアルタイムはもちろん、我が家が加入しているサブスクで見られるものは全て視聴済み。毎年数回行われるウルフェス(ウルトラマンフェスティバルなる祭典)には欠かさず参加しています。

僕にはこうした特性が全くないので、自分にも何か熱中できるものがあったら、人生楽しいだろうなぁ、と思ってしまいます。

短期的に成果が出ないとすぐに見切りをつける

短期的に成果が出なければ、「自分には向いてないから別のことをやった方がいいんじゃないか」とか、「別の領域ならもっと上手くできるはずだ」と考えて、すぐにやめます。

そして、次に始めたことでも同様のことが起こり、それをずっと繰り返します。良い結果が出るには、ある程度の継続が必要不可欠ですが、すぐにやめるので、なかなか成果に辿り着けません。

しかも、自分自身は新しい挑戦をしていると思っているので、結果が出ないことを繰り返していることには全く気づいていません。

この結果をすぐに求めてしまうことも、飽き性の人の特徴の一つです。ここは改善しないと、何も成し遂げられずに人生が終わるかもしれません。

何の工夫もない単純作業に意味を感じない

変化がなかったり、工夫が必要ない単純作業は苦手です。

昔、学生の頃にテスト採点のバイトをちょっとだけやっていたのですが、地獄でしたね。ただ○か×か付けていくだけなんて良い仕事じゃん、と思って始めましたが、何も考えなくて良い単純作業なので速攻飽きてしまい、その後は苦痛な時間がただ流れていきました。

自分の工夫次第で早くなるとか、絶対に間違えない方法を編み出すことができるみたいな、改善できる余地があるなら良かったんですけどね。なかったんですよね。

すごいアイデアを思いついたと錯覚し行動したくなる

思いついたら即行動します。これは、「何となく思いついたからやってみよう」とかのレベルではなく、「誰も今まで思いつかなかったかもしれないけど、劇的に改善できる方法を思いついた!だからすぐにやらなきゃ!」みたいな熱量です。

フットワークが軽いのはたしかに良いことなんですけどね、大抵は失敗に終わりますからやめるのも早いです。

結局、何の分野も極めていないのに、類稀なる画期的な手法など思いつけるはずがありません。しかし、しばらくするとまた何かを思いついてしまい、行動したくなります。で、ちょっと手を付けてはやめるを繰り返します。残念な習性です。

やってるうちに「もっとこうした方がいいな」となり別のことを始める

継続が求められる局面であっても、改善の余地アリ!と思えば、躊躇なく方針転換します。結果的に、新しいことを繰り返しているだけなので、積み重ねができずに終わります。

「もっと良くなるはずだ!」という考えが優位になってしまうので、今までやっていた方法は不十分だと感じてしまいます。もちろんバージョンアップした方が結果も良くなると信じ込んでいますから、古い手法を二度とやることはありません。

これは、僕が自動車会社に勤務していた時に完全にそうでした。最初のうちは基本を学ぶために、上司の言う通りに行動していましたが、慣れてきた頃には自分スタイルをどんどん詰め込んでいき、持って1年、短ければ3ヶ月単位で違うことをしていました。

外から見たら継続力がない人、と思われていたかもしれませんが、僕は「常に進化しているのだよ(キリッ」と思っていました。

一通りできるようになったら全てを攻略した気になる

できないことをできるようにするためには全力を注ぎますが、ちょっとできるようになったり、先が見通せるようになると一気に飽きます。

僕が今やっている配達の仕事で言うと、地図を見ないでもある程度配達できるまでエリアに慣れてしまうと、ただのやっつけ仕事に感じてしまいます。一方で、初めて行くエリアの配達は大変だしめっちゃ疲れるのですが、攻略している感じがすごく好きなので、イキイキしています。

何か困難を解決に持っていこうとしている最中が一番面白いんだと思います。で、解決してしまうと飽きるという。飽き性は熱しやすく冷めやすいと言われますが、こういうところが原因なんでしょうね。

なぜ自分で自分の飽き性を問題視してしまうのか

飽き性の方って、自分の特性を問題視する傾向があったり、どうにかしたいと考えている方が多いですよね。例に漏れず、僕も長い間そう考えてきました。

では、そもそも飽き性はなぜ問題なのでしょうか。その原因を挙げると以下の通りです。

  • 継続できている他人を見ると、継続できない自分の特性を欠点だと感じてしまうから
  • 手を付けてはやめるを繰り返すのは、単なる時間とお金の無駄だと感じてしまうから
  • 継続できないでいると、知識やスキルが熟練せず、いつまでたっても初心者から抜けられないから
  • 飽き性を治したいと思って行動してもなかなか治らないから

特に、一番下の飽き性を治したいけどなかなか治らないと感じてしまっているという、この悩みが根深いので、飽き性を問題だと感じてしまうのでしょう。

飽き性はあなたの特性である

飽き性は単なる特性にすぎません

寒がりだとか、短気だとか、目が悪いとか、そういったものと同じです。

寒がりを治そうとしてる人ってあんまりいないですよね。おそらく無意識のうちに、もうどうしようもないものだと捉えているので、着込んで出かけたり、カイロを貼ったり、ホットコーヒーで体を温めたりして対処しているはずなんです。

飽き性も同じです。特性なので治りません。しかし、対処することは可能です。

つまり、自分の特性が何に活かせるかと考えることが大事なんです。

例えば、前述したように、単純作業が飽きてしまう人は、もっと複雑な作業が連続するようなことに向いているでしょう。また、アイデアがどんどん思いついてしまうなら、企画の仕事とか向いてそうですよね。

だから、自分が飽き性だからと言って、そこまで気に病む必要はありません。まずは、そういう特性なんだと受け入れた上で、活躍できる環境を求めましょう。

僕が飽き性を強みに変えた5つの方法

さて、これまで紹介してきた特性を全て兼ね備えた僕が、継続できる人間になるためにやったことを以下に挙げます。

  • 苦手なことはやらないと決めた
  • 行動の優先順位をつけるようにした
  • 長期目標を設定するようにした
  • 新しいことを始めた時はすぐやめることを前提として動くようにした
  • 飽きても続けられそうなことを選ぶようにした

それぞれ深掘りします。

苦手なことはやらないと決めた

苦手なことはできる限りやらないと決めました。具体的な行動を挙げると以下の通り。

  • 会社員はマルチタスクやしがらみがあるので諦めた
  • 情報を取りに行くのが苦痛なので新聞・ニュースは見なくなった
  • 苦手な人物に出会うと嫌なので人が集まる場所に行かなくなった

営業マン時代は、業績を上げるためにとにかく人に会いまくっていましたし、これらのことは当たり前のようにやることだと考えていました。

しかし、いざ全て捨て去ってみると、自分にとってそれほど重要ではなかったことに気づきました。

得意なことをやるのも大事ですが、やらないことを決めるのはもっと大事だと思っています。やらなくなることでリソースが空くので、やりたいことに全力を注げます。

継続の下地を作るために、まず背負っている多くのものを捨て去ることから始めましょう。

新しいことを始めた時はすぐやめることを前提として動くようにした

何か新しいことを始める場合は、すぐやめる可能性が高いことを自覚した上で行動しました。

僕は過去に数多のことを始めてはやめてきました。剣道やバイオリン、陸上、バスケ、自転車、英会話、フランス語、簿記、中小企業診断士資格、動画編集、webライター、営業代行ビジネスなどなど。実はブログも2回やめていて、今このサイトを運営しているのは3回目のチャレンジです。

せっかく何か始めてもやめる可能性の方が高いので、いきなり装備を整えたり、高額課金したりはしません。とりあえず、最小限の出費に抑えつつ始めてみて、やっぱり違うと思ったらすぐにやめられるようにしています。

と言うか、35歳にこのことに気づいてから、あまり新しいことを始めなくなりました。やってみたいことはたくさんあるのですが、現在の自分にリソース(空き時間)が残ってないので、始めてもすぐにやめるでしょうから。

自分が極めてやめやすい人間だ、と捉えるだけでも、やめづらくなりますよ。

行動の優先順位をつけるようにした

自分の行動に優先順位をつけていきました。具体例を挙げると以下の通り。

  • 早くメンタルを回復させる
  • 1年で生活を安定させる
  • 3年以内に副収入を得る

優先順に記載しました。

僕が最後に勤めていた会社を辞めたきっかけは、適応障害になってしまったからなんですが、まずメンタルを回復させないことには何もできないと考えました。

また、労働マルチにハマって以降、本当にお金がない生活を送ってきたので、どんな方法でもいいからお金を稼ごうと考えました。

そして、長期的に重要になってくるだろうと思い、副収入を得るためにゆるく行動を開始しました。

その結果、必要以上の人間関係を断ちつつ、軽貨物ドライバーで売上を上げることだけを考え、空き時間に記事を書くというルーティーンが完成しました。

メンタルは1ヶ月ほどで回復し、家計は繁忙期の報酬が高額だったこともあり、本当に1年で立て直すことができました。副収入も2年半ほどでわずかながらいただけるようになりまして、一通りの当時の目標は達成することができました。本当に皆さんのおかげです。

次は、労働マルチで失った300万円を稼ぎ出して数年前の貯金額まで戻すことを目標としています。そのために、毎日記事を書くのは止めないですし、節税のためにお金の勉強もしています。

目的がないと本気にならないので、自分にとって今何をすべきなのかを考えた上で行動した方がいいです。

長期目標を設定するようにした

短いスパンではなく、長期的にどうなっていたらいいのかを見据えて、目標を設定するようにしました。前述の○年以内に△△をしよう、というのがまさにそれです。

新しいことを思いついてしまうので行動しますよね。そうしたら成果を求めたくなりますよね。でも、ちょっとやっただけじゃ結果でませんよね。凹みますよね。

これじゃ意味ないな、と思ったんですね。

始めてからすぐに成果が出る、なんてことは滅多にありません。難関大学に合格できる人は、数年かけてコツコツ勉強してるでしょうし、オリンピックで金メダルを取る人は、子どもの頃から練習してます。

ただ、なぜか自分事になった瞬間、結果出るっしょと思ってしまっていました。僕がやっていた営業職は、“今”売らないといけない仕事だったから、というのもありますが。

いずれにしても、結果を出すためには、何年も継続しないと普通は無理です。数年単位で目標設定しましょう。

飽きても続けられそうなことを選ぶようにした

たとえ飽きていても続けられそうなことを選んで実践するようにしました。

僕はずっと同じことをするのは苦手ですが、何かがちょっと変化してくれるだけで続けやすくなることに気づいたんです。

例えば、僕は配達自体にはものの数ヶ月で飽きました。しかし、配達エリアは毎日同じでも、1日の荷物の数や配達ルート、どのタイミングで別のドライバーのヘルプに行くのかなどの条件が変化していて、ゲーム性があるので継続できています。生活できなくなるのでやめられないというのもあります。

また、この記事を書いているのもそうです。毎回同じテーマだと飽きてやめたくなりますが、その時書きたいテーマを選べますし、何文字にするかとか、ここに図があった方がわかりやすいなと工夫したりとか、変化があるので続いています。

「飽きてもやる!」とかの根性論でやっていても、多くの場合続かないでしょう。どういったものなら、自分と相性がいいのかを考えることが大事です。

飽き性にはゴールがないものが向いている

僕がなぜ、配達とブログをやめないでいられるかと考えた時に、両方ともゴールがないからという結論に思い至りました。

  • 配達:今の現場は管轄エリアがかなり広く、ちょっと新しい場所に入っただけでも常に新鮮。
  • ブログ:書きたいテーマが無数にある&稼ごうと思ったら青天井。

言ってみれば、クリアしてからの方が長く、やり込み要素を全部やろうと思ったら10年くらいかかるゲームみたいな感覚です(どんなだ)。

自分と向き合うことが克服へのスタート

飽き性の方に言いたいことがあります。それは、自分と向き合おうぜ!ということです。

僕も、今も昔もずっと飽き性です。と言うか、この先一生飽き性と付き合っていかないといけないでしょう。

だからこそ僕は、自分のことを理解して対策するようにしました。そうしたら、飽き性で気に病むことはなくなりました。

自分の特性について「いやだー」と嘆くのではなく、向き合ったからだと思っています。

この記事を読んでくださっているあなたはどうですか。無理してないですか。本当は何がしたいんでしょうか。

飽き性とは、自分のことがよくわかっておらず、自分の身体や才能をうまく使いこなせていない状態である、と僕は考えています。

まず、自分自身について理解するところから始めてみてほしいです。

就活してる方向けに書いた記事ですが、わずかでも参考になるかもしれないと思ったので、以下にリンクを貼ります。

■参考記事>>自分の強みがわからない人のための自己分析【長所を人に聞くだけ】

自分の強みがわかって、正しく継続できれば最強ですからね。この記事を読んでくれたあなたが、そうなってくれたら幸いです。

さて、今回はここまでです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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