こんにちは、違いのわからない男・わたなべです。
ウォーターサーバーのメーカーの中でも、特に評判が良いのがプレミアムウォーター。機種も様々出ていますが、公式サイトによるとスリムサーバーⅢロングタイプが一番人気だそうです。3年使っていると確かにその良さが実感できます。
しかし、スリムサーバーⅢは無料機種なので、検討中の方からすると、
- 無料機種だと使い勝手が悪いんじゃない?
- 有料機種との違いは何?
- 自分にとって合ってるのかな?
こうした疑問をお持ちなのではないでしょうか。
そこで今回は、スリムサーバーⅢロングタイプを3年以上利用している僕が、上記に全て忖度なしでお答えします。是非、最後までお読みください。
✅この記事の内容
- スリムサーバーⅢロングタイプのメリット・デメリット
- 有料機種cadoとスリムサーバーⅢの機能比較一覧
- スリムサーバーⅢがおすすめなのはこんな方
✅この記事を書いている人:渡辺 大悟
千葉県内の都会すぎず田舎すぎない地域に住んでいる36歳。妻と子ども2人の4人家族。
どんな人物が書いているかイメージしていただくため、こちらに僕のスペックを記載しておきました。
スリムサーバーⅢロングタイプのメリット・デメリット
スリムサーバーⅢロングタイプについて、まずはメリットから。
スリムサーバーⅢロングタイプのメリット
デザイン性が高い
スリムサーバーⅢの人気ポイントは、何と言ってもデザイン性の高さです。
上部の水ボトルカバーが付いているので、ボトルが剥き出しになることはなく、シンプルかつスタイリッシュなデザインを実現しています。
カラータイプも4色から選べるので、よりお住まいにマッチしたサーバーを選択することができます。
幅27cmで場所を取らない
スリムサーバーⅢの大きさは、『高さ×横幅×奥行き=127.6cm×27cm×36.3cm』となっており、名前の通りスリムな作りとなっています。
特に、横幅はレンタルサーバーの中でも最小クラス。狭い場所にも設置しやすいのが、大きな魅力です。
ちなみに、ランドセルが26cmなので、ほぼ同じ横幅です。
エコモード搭載で電気代を節約できる
光センサーが暗くなった部屋の状態を感知し、自動的に温水タンクの電源をオフにします。こうすることで、通常使用時と比べて消費電力を抑えることができます。
■月額電気料金の目安:通常モード使用時 630円、エコモード使用時 500円
※出典:https://premium-water.net/waterserver/slim_server3/
電気代は、通常モードでも比較的リーズナブルですが、エコモードによりさらにお得になっています。
上の写真では、通常モードのサインとして、HOTのインジケーターがオレンジ色に点灯しています(暗闇になると、COLDと同様緑色の点灯に自動で切り替わります)。
背面のスイッチで、オン・オフを簡単に切り替えることができます。
チャイルドロックで子どもにも安心
スリムサーバーⅢのチャイルドロックは、かなり厳重なつくりになっているため、小さいお子さんがいる家庭でも安心して使用することができます。
通常のチャイルドロックボタンに加え、ダブルロックカバーも取り付けることができる点が最大の特徴です。
チャイルドロックボタン
チャイルドロックボタンは、温水・冷水コックに付いています。
温水コックのカバーを開けると、チャイルドロックボタンが現れます。このボタンを押した状態でレバーを押さないと温水が出ないようなつくりになっています。
ダブルロックカバー
サーバーを使わない時には、ダブルロックカバーを装着することで、子どもがいじることを防止できます。押し当てるだけで装着できるので、使い方はかなり簡単です。
カバーを外すのは大人でも少し力が必要なので、小さいお子さんだけで外すのはなおさら難しいつくりになっています。
スリムサーバーⅢロングタイプのデメリット
水のボトル交換が重い
12Lの水のボトル交換が重いのが最大のデメリットに感じます。
スリムサーバーⅢは、最上部に水ボトルの差し込み口があるため、交換の際には、ボトルを持ち上げて、受水棒に差し込むためにひっくり返す必要があります。
12Lの水ボトルがどうしても重いと感じる方へ
スリムサーバーⅢを利用する場合、採水地・富士吉田を選択すれば、7Lボトルに無料で変更することができます。これにより、12Lの水ボトルではどうしても重いと感じる方でも、だいぶ交換がしやすくなります。
ただし、“沖縄にお住まいの方は対象外”“ずっとPREMIUMプランにご契約中の方”“7Lボトルは1〜3週の配送周期(4週は選べない)”などの条件があります。
チャイルドロックの解除が面倒
スリムサーバーⅢのチャイルドロック機能は、もちろん毎回解除しないと水が出ません。また、ダブルロックカバーを外すのも結構固いため、安心・安全性は高い反面、ややデメリットに感じる局面があります。
簡単に水が出るようにするために(非推奨)
水を出すために、毎回チャイルドロックボタンを押さなくてはいけないというのは、正直面倒です。実は、もっと簡単に水を出す方法があります。
それは、チャイルドロックボタンを常に押されている状態で固定するという方法です。
写真の通り、チャイルドロックボタンに丸めたティッシュをかませ、上からダブルロックカバーを装着してしまいます。そうすると、毎回ロック解除する必要がなく、レバーにコップを押し当てるだけで水が出ます(テープで固定したりと、やり方は様々あるかと思います)。
もちろん推奨された方法ではありませんので、ご利用の際には自己責任でお願いします。
内部洗浄機能がない
スリムサーバーⅢには、内部洗浄機能が付いていません。そもそも公式ページでは、簡単なお手入れを定期的にしていれば、メンテナンスは不要と謳っています。
ただし、衛生面に不安なユーザーも一定数存在することを考慮すると、内部洗浄機能がないのはややデメリットかと感じます。
スリムサーバーⅢの内部まで洗浄したい場合
スリムサーバーⅢの内部まで洗浄したい方には、有料ですが、契約者限定のPREMIUM MALLにセルフクリーニングキットが用意されています。
口コミを見ると、ニオイが改善されたとの声も散見されるので、利用する前提で検討した方が良さそうです(ちなみに我が家は未実施)。
定期的なお手入れが面倒
スリムサーバーⅢは定期的なお手入れが必須です。忙しい日々を過ごしていると、重荷になりがちなのでデメリットに挙げました。
実際に僕も、何年も掃除せず放置していたので、大変なことになりました。別記事でまとめましたので、興味のある方は合わせてどうぞ。
有料機種cadoとスリムサーバーⅢの機能比較一覧
前項の通り、無料機種でありながら高機能なスリムサーバーⅢですが、やはり有料機種はさらに使い勝手がよくなっています。
そこで、この章では機能面について、cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー(以下、cado)と比較してみます。
機種 | ボトルの設置場所 | 操作方法 | 内部洗浄機能 | 温度調節 | 横幅 | 月額電気代 ※1 |
---|---|---|---|---|---|---|
スリムサーバーⅢ | 最上部 | ボタン・レバー操作 | なし | 2パターン | 27cm | 500円 |
cado | 最下部 | タッチパネル操作 | あり | 4パターン | 30cm | 670円 |
※1 エコモード使用時の金額となります
月額1,100円(税込)の機種代・横幅が大きくなる・電気代がやや上がるなどのデメリットはあるもの、多くの機能が追加されることで使いやすさが大きく向上します。
水ボトルが下置きできる
水ボトルを本体最上部に設置するスリムサーバーⅢと違い、cadoは最下部に設置します。これによって、重いボトルを持ち上げる必要がなくなるため、重い物を持つことに自信のない方でも使いやすい設計となっています。
タッチパネル・ボタン操作が可能
cadoは、タッチパネルやボタンで押すだけで、エコモードの変更や出水を行えるなど、指一本で操作することが可能になっています。このため、例えば子どもを抱えていたり、スマホを手に持ちながらでも水を出すことができます。
スリムサーバーⅢは基本的に両手で注ぐようなつくりになっているので、明らかに便利です。
内部洗浄機能がある
温水タンクのお湯を冷水タンクに循環させる、加熱クリーンシステムを搭載しているため、常にタンク内を清潔に保つことができます。
やはり衛生面が気になる方は多いはずなので、内部洗浄機能があることは安心に繋がります。
4パターンの水温調節機能
cadoで使用できる水の水温は、以下の4パターンです。
- 冷水:約6℃(※)
- 温水:約83℃(※)
- 弱冷水モード:約15℃
- 再加熱モード:約90℃
(※)スリムサーバーⅢでも同様の温度が使用可能
ぬるめの水を利用したい方には弱冷水モード、一時的にスープやカップ麺を食べたい方には再加熱モードのように、様々なライフスタイルに1台で対応できるような設計になっています。
スリムサーバーⅢが向いているのはこんな方
スリムサーバーⅢのスペックについて見てきましたが、それを踏まえスリムサーバーⅢが向いている方についてまとめます。
小さいお子さんがいる方
スリムサーバーⅢは小さいお子さんがいる方に向いています。
その理由として、チャイルドロック機能に加えて、ダブルロックカバー装着によって、高い安全性が担保されているからです。
子どもが小さいうちは少し目を離した隙に何をしでかすかわからないものです。しかし、例えば温水を勝手に出されて火傷をしてしまう危険性が低いのが、スリムサーバーⅢの特徴と言えます。
ウォーターサーバーを置くスペースの限られる方
お部屋のスペースが限られている方にも、スリムサーバーⅢは向いています。
その名前の通り、横幅27cmは、レンタルサーバーの中でも最もスリムな部類です。お住まいの環境によって、どうしても大きめのサーバーを置きづらい方も少なくないと思いますが、そうした方でも利用しやすいのが魅力の一つです。
デザインを重視したい方
スリムサーバーⅢはデザイン性に優れた設計となっています。
特に無料機種となると、水ボトルが剥き出しになっていることが多く、良くも悪くもウォーターサーバーとわかってしまうデザインが多いものです。
しかし、スリムサーバーⅢはボトルカバーが標準装備であることに加え、4色からカラータイプを選択することができることから、インテリアとしての利用価値があります。
水ボトル交換が苦にならない方
スリムサーバーⅢは、最上部に水ボトルの設置場所があることから、12L(または7L)の水ボトルを持ち上げる必要があります。
そのくらいであればたまになら交換できる方、また男性の手が足りている方であれば、問題なく利用できそうです。
一方で、重い物を持つことに自信がない方は、cadoのような下置きタイプのサーバーを利用することをおすすめします。
美味しい天然水と低コストを両取りしたい方
ウォーターサーバーを設置するなら美味しい天然水が飲みたい方は多いと思いますが、その中でもコストを抑えたい方には、スリムサーバーⅢは良い選択です。
プレミアムウォーターの天然水の味に定評があるのは言うまでもありませんが、スリムサーバーⅢの維持費は最安クラスなのです。その理由として、レンタルサーバー代・配送料が無料、電気代が最安クラスであるためです。
実際に、我が家の直近1年間のプレミアムウォーターにかかった金額をまとめると以下(全て税込金額)です。
項目 | 金額 |
---|---|
水ボトル代 | 39,740円 |
電気代 | 6,000円 |
レンタルサーバー代 | 0円 |
配送料 | 0円 |
休止事務手数料 | 0円 |
プレミアム安心サポート | 8,184円 |
年間維持費合計 | 53,924円 |
詳細についてはこちらの記事でまとめていますので、興味のある方は是非どうぞ。
この記事を読んでスリムサーバーⅢにより興味を持たれた方へ
3年間の利用歴から、主にスリムサーバーⅢについて解説してきました。
僕は、スリムサーバーⅢが満足感の高いウォーターサーバーと感じて、実際に3年以上利用してきたのですが、実はプランによっても年間維持費が変わってきます。
特に変わってくるのが、小さいお子さんをお持ちの方。実は、プレミアムウォーターには、『マムクラブ』といった子育て専用プランが存在するのですが、そちらを選んだ場合、利用できる機種はcadoに限られたりします。
維持費については事前にチェックしたいところ。こちらの記事でまとめていますので、是非合わせてお読みください。
また、そもそもこの記事に辿り着いた方の中には、イオンなどのショピングモールで勧誘を受けたから、という方は少なくないのではないでしょうか。
僕も実は、店頭契約した一人なのですが、後になってリスクもあることに気づきました。営業さんが良い方なら問題ありませんが、後々後悔するパターンも少なくありません。
そうしたリスクについては、こちらの記事でまとめてありますので、該当される方は契約の前に是非お読みください。
最後に、ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。下記のリンクで、プレミアムウォーターについて網羅的にまとめていますので、あわせてお読みください。
コメントをいただけると、記事更新の励みになりますので、是非お願いします。
では、他の記事でお会いしましょう!それではまた🎶
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