【千葉を拠点にコーチング】水口由美子さんの人生を変えた『嫌われる勇気』との出会い

前の記事から引き続き、『言葉をエネルギーに変えるメンタルコーチ』の水口由美子さんにお話を伺っています。

※この記事は６分で読めます

✅この記事を特に読んでいただきたい方

自分のやりたいことが分からない、また他人軸で生きているのではと感じている方
コーチングに興味はあるものの、誰に相談して良いか分からない方
なかなか自信が持てず、背中を押して欲しい方

✅この記事の内容

人生を変えるきっかけとなった『嫌われる勇気』との出会い
１００人コーチングを通して気付いた自分の弱点
自分を信じられる子供、大人がもっと増えて欲しい

✅この記事を書いている人：渡辺大悟

１９８６年生まれ、牡羊座、A型
千葉県出身、千葉市若葉区に移り住んでから１０年目
得意不得意の凹凸が激しくやらかし気味だが、誰かの役に立ちたいと思っている

詳細はプロフィールに書いたので見てください🎶

✅今回答えてくれた人：水口由美子（ぐっちー）さん

千葉県出身、二児の母
『言葉をエネルギーに変えるメンタルコーチ』として活動中
「私」のままで幸せを感じるFacebookコミュニティ『I am』主催
ノートで人生を変える！『方眼ノートトレーナー』

人生を変えるきっかけとなった『嫌われる勇気』との出会い
１００人コーチングを通して気づいた自分の弱点
自分を信じられる子供、それを応援できる大人がもっと増えて欲しい
編集後記
1. 水口さんへ問い合わせたい！そんな時は
2. 関連

人生を変えるきっかけとなった『嫌われる勇気』との出会い

水口さんご自身について少し伺いたいと思います。コーチはいつ頃からやられるようになったのでしょうか。

コーチは２０１８年からですね。それまでは、アドラー心理学の勇気付けの講座だけやっていたんです。ただ、１年くらい経って、やっぱり個人の悩みって人それぞれだな、って気付いて、１対１でお話しできるコーチングが良いな、って思ったんですよね。講座って、１対多だから。

なるほどー。アドラーから入った形なんですね。

そう。だからコーチングもアドラー流なんですよ。

それは（アドラーと出会ったのは）、どういったきっかけだったんでしょうか。

『嫌われる勇気』を読んでからです。たぶん…２０１６年くらいだったと思うんですけど。その時は、やっぱり自分自身も人間関係でうまくいかなくて…で、知り合いに貸してもらったんですよ。「これ読んだ方が良いよ」って。

それまでは、普通のお仕事…ごめんなさいね、今が普通じゃないみたいな言い方で申し訳ないんですけど…会社勤務で事務のお仕事されたりとか、そういう時期もあったんですか。

普通の人ですよ（笑）元々は私、建築関係で働いていて。住宅とか、土木とかの図面を描いていて。２級建築士も持ってるんですよ。

へぇー！なかなかイメージなかったので意外です。

ないでしょ（笑）でも結婚してからは、パート…とか、しかしてないですね。

じゃあ、尚更人間関係で悩んだってところが気になってしまうんですけど。あ、聞いても大丈夫でした？

大丈夫ですよ（笑）その時は仕事はしてなくて、子供の自主保育って形で、お母さん方で集まった子供たちと外を歩くっていう活動をいていて。あ、今は別の野外保育の保育スタッフしてるんですけど。その中で、日々決めていかないといけないことが多かったんですけど、自分の意見が言えなかったりとか、意見を言われて萎縮してしまったり。ちょっと自暴自棄になることもね（あったんですけど）。でも、私はここで変わらなきゃいけないんじゃないか、って思ったんですよね。

そう思えるのが、すごいと思います！

でもそれは、『嫌われる勇気』を貸してもらって、読めたことが良かったと思いますね。

僕も『嫌われる勇気』を読んだことあるんですけど、（この内容）すごいな！って思いました。ただ、そこからアドラー講師を始められるっていうのは、結構な決断ですよね。

そうそう、アドラー心理学いいな、って思うんですけど、じゃあ自分で実践できるかって言われたら、それが（読んだことある方なら）簡単じゃない、って分かりますよね？

確かに、人の課題は自分とは関係ない、とか（書いてあっても）、やるのは簡単じゃないですね。

“課題の分離”とか“目的論”で生きるとか、一人でやるのは簡単じゃなかったので、まずコミニティを作ったんですよ。近所のお母さんたちと。でも、どうやったらアドラー心理学を伝えて良いか分かんなくなっちゃったんですよね。読書会とかやっても、読んでるだけでうまく伝えられない。だったら、うまく伝えられるように、って思って、講師になろうと決めました。

１００人コーチングを通して気づいた自分の弱点

（中略、前記事からの続き。）

【千葉で活躍する現役コーチに聞く】人生でやりたいことがない！と思ってしまうたった一つの理由

やりたいことがない！という状態を解決する方法を知りたいですか？この記事では、千葉市若葉区を拠点に活動されているメンタルコーチ・水口由美子さんに、どうしたらやるべきことが見えてくるかについてお話しいただいています。是非、最後までお読みください。

それ（自分の言葉が変わると、状況も好転していくという話の流れがありました）は、最近１００人コーチングを達成されたと思うんですけど、そこで確信になったのでしょうか。

なりましたね。１００人コーチングやるコーチって多いんですけど。

そうなんですね！

２パターンあって、コーチとしての課題で、１００人やらないといけないってパターンと、自分の意思でやりますって場合と。私の場合は自分の意思だったんですけど、正直やりたくなかったんです。１００人ですよ。

大変ですよね。

そう、大変なの！人が集まらなかったり（したら嫌だな）、とか。でも、１０人くらいコーチングさせていただいたんですけど、確かにもっと上手くなりたいな、って感じてはいたんですよね。その時に、私もコーチング受けてるんですけど、そのマイコーチに「やらなくても良いけど、でもやったら変わるよ！」って言われて。そこで、「じゃあやります」って言いました。変わる、って言葉に反応して。だから、１日５人とかやったことありますよ。

頭バグってこないですか？１日何時間…一人１時間ちょいとしたって、６時間くらいですよね。それだけ人と話す、話を聞くってすごいですよ。

喉はやられた（笑）だけど、エネルギーをかけた分、（エネルギーを）もらえたな、って思いますね。

やりたくなかったけど、結果達成されたのはすごいと思いますよ。

変わるんだったらやろう、と。でも、自分の弱点が見えたんですよ。自分が夢を見るのが苦手だなって。それと、その人（会話している相手）の夢にフォーカスするのもですね。人って、目先の夢を語るんですよ。「あの人との人間関係が良くなったらいいなぁ」とか、「◯◯ができるようになったらなぁ」とか。じゃあ、何でそうなりたいのかって言ったら、その先の未来があるからなんですよね。

まさに目的論ですよね。何のためにやるか、っていう。

でも、その先の未来を、見せられなかったんですよ、私。そこが不得意で。それがないと、手前で夢がストップしちゃうし、そこは通過点なんだよって言えないですよね。だから、そこができるようになりたいな、って思いました。

そうなんですね！意外です。だって、僕ずっとスペイン行きたいですよ！（実は、過去に僕も水口さんの１００人コーチングを受けたことがあります。僕はここから、人生が大きく変わりました🎶）

渡辺さん、何月ですか？あ、（去年の）５月か。それが少し前まで、上手くいかなかったんですよ。コーチの先輩にも、そこが足りないって言われて。今は大事だって思えるんですけど。何のために数年先、そんな先まで（必要なの？）って。だから、（１００人コーチングやってみたら）分かったんですよね。その先の夢が描けたら、自殺とかしないですよね。

しないですね。希望に溢れてる人ばっかりになるはずですよね。

ちょっと苦しいことがあっても、何のためにやってるか分かってれば、少しでも頑張れるって人が増えると思うんですよね。やっぱり、（目的論が）大事だと思います。

自分を信じられる子供、それを応援できる大人がもっと増えて欲しい

最近、Facebookでも新しいコミュニティを作られたと思います。内容を見させていただくと、これまで語られていた方向性も納得がいきますね。

“I am”というFacebookグループを立ち上げさせていただきました。私は私のままでいい、というコンセプトなんですが、多くの方にそういう考え方を持ってほしい、無理せずに、って伝えたいと思っています。

確かに、目的論で生きると、自分のためにどうするかっていう方向性になりますもんね。

人のために、って自分もそういう考え方を持っていた時期もありました。そうすれば貢献してる感はすごく感じられるんですけど。でも、（行き過ぎてしまうと）自分を置き去りにしてしまうと言うか、他人優先の人生になってしまうんですよね。結局、本当に大事なのは自分であったり…あとは、家族ですよね。

そうですね。まず、自分がしっかりしていないと、っていうのはすごく思います。

そういうのって、また話は戻りますけど、子供の内から何のためにやるのかなっていう発想が大事で。いかに低年齢化させられるかっていう。このためにやってるんだから、今はこの行動をしてて良いんだっていうね。やっぱり、自分を信じられる人。それをサポートできる大人も増えて欲しいですね。

その辺りが、“言葉をエネルギーに変えるメンタルコーチ”っていうキャッチコピーに繋がってきてるんでしょうか。

私、ずっと“勇気づけ”って呼び方をしてきたんですけど。要は、コーチングして、何かやりたいって言ってくれた時に、それができるように「あなたしかできないことですよね」とか「応援してます」って言うことが勇気づけなんですけど、すごくパワーのある言葉だと思っていて。人に言ってもらえると、すごくエネルギーって高まる、っていうのが１００人（コーチングを）やってきて分かったことで。だから、その人のエネルギーにしてもらう、っていうのができたらいいな、って思いますね。

やっぱり、心が上向くようにする、っていうのが、コーチの役割っていうことなんでしょうか。

そうですね。その大小は違いますけど。それができるのがコーチなんじゃないかなって思います。