こんにちは、わたなべです。
最近の僕の活動として、YouTubeチャンネルで新車とかディーラーのことについて発信するということをやっています。
その中の企画で、友人のNバンのタイヤに空気を入れるというのをやっているので、以下から是非覗いてみてください(チャンネル登録お願いします!)。
タイヤの空気入れってやってみると結構簡単なのですが、ディーラーとかガソリンスタンドでやってくれちゃうので、実はやったことないって方も多いかもしれません。
そこで今回は、動画の中でご紹介していない細かい点も含めて、車のタイヤの空気入れってどうやるのかについて解説していきます。
やり方だけでも知っておくと、万が一のトラブルの時に自分でできるようになりますし、日常点検でタイヤの空気圧調整をしておくだけでパンクのリスクも抑えられますので、是非最後までお読みください。
特に以下のような方の役に立てるよう、記事を作成しています。
- 車のタイヤの空気入れを自分でやる方法について知りたい方
- 空気圧調整をどのくらいの頻度でやるべきなのかわからない方
- タイヤ交換以外に自分でできるようになった方がいいことがあれば知りたい方
- 3年前に買った安いコンプレッサーで自分でタイヤに空気を入れてみた
- 季節の変わり目はタイヤの空気が一気に減るので注意
- 日常点検はできるようになろう
今回使用したコンプレッサーの紹介
自分でタイヤの空気圧調整をするために、事前に小型のコンプレッサーを用意しましょう。
今回は、WindGallopの小型コンプレッサーを使いました。以下から製品情報を確認できます。
数千円で買えますし、購入してから3年以上使用しているのですが、全く壊れず動き続けてくれているのでおすすめです。
スペアタイヤの付いていない車には、ほぼ必ず同様の商品が備え付けられているので、わざわざ新しいものを購入する必要はありません。
3年前に買った安いコンプレッサーで自分でタイヤに空気を入れてみた
自分で車のタイヤに空気を入れることは全然難しくないです。手順を挙げると以下の通りです。
- 空気圧の目安を確認する
- コンプレッサーを車内のシガー電源に繋ぐ
- タイヤのバルブを外し、コンプレッサー側のノズルを回しながら繋ぐ
- 車のエンジンON、コンプレッサーの電源もON
順番に解説します。
空気圧の目安を確認する
まず、タイヤの空気圧の目安も確認しておきましょう。多くの場合、前列のドアの近くに以下のようなシールが貼ってあります。
少し見づらいですが、前輪:後輪で280(2.8):350(3.5)となっています。これがタイヤの空気圧の目安です。2.8とか3.5のような少数の数値が大事になってきます。
この数値は車によって違います。今回使用した車両は貨物車で、重いものを乗せる前提のため、空気圧が高めに設定されています。乗用車の場合だと2.2とか2.4くらいに設定されている車種が多いはずです。
コンプレッサーを車内のシガー電源に繋ぐ
次に、コンプレッサーの電源コードを、車側のシガー電源に繋ぎます。電源コードは以下の写真で僕が手に持っているものです。
また、シガー電源は下の写真のような丸い端子です。
ここに接続して電源を取ります。
タイヤのバルブを外し、コンプレッサー側のノズルを回しながら繋ぐ
このコンプレッサーは、ノズルを回しながらタイヤ側のバルブに接続するタイプです。ちょうど下の写真のような感じです。
コンプレッサーによって付け方が違いますが、とりあえずタイヤに繋げればOKです。
繋ぎ方が緩いと空気が抜けていってしまうので、しっかり閉めます。
車のエンジンON、コンプレッサーの電源もON
車のエンジンをかけて、コンプレッサーの電源を入れます。
黄色いボタンを押すと、空気が入り始めます。音が結構大きいので、場所と時間帯は選んだ方がいいです。
タイヤのバルブに繋いだ瞬間に、コンプレッサーの気圧計が現在入っている気圧を指してくれるので、どれくらい入れたらいいのかわかります。
さっき確認した通り、この車は前輪:後輪=2.8:3.5でしたので、この付近まで入れていきます。
ただ空気圧は何もしなくてもちょっとずつ抜けていってしまうので、僕はいつも高めに設定しています。3.0:3.7とかですね。抜けてちょうどいいくらいの空気圧です。
4輪全部確認して、減ったいたら空気を適量入れて完了です。ものの10分くらいでしょう。
以上がコンプレッサーの使い方でした。
季節の変わり目はタイヤの空気が一気に減るので注意
タイヤの空気圧調整について、どれくらいの頻度でやったらいいのかという明確な答えはありません。
ただ、何もしていなくても自然に空気は抜けていってしまうものです。乗用車用のタイヤで、1ヶ月に5%も空気圧が低下し、およそ25%程度のクルマが空気圧不足に陥っているなんてデータも存在します。
■参考記事>>タイヤの空気圧について(ブリヂストンさんのサイトに飛びます)
この考え方からすると、普段あまり運転しない方であっても、月1回くらいは空気を入れておいた方がいいでしょう。
特に、タイヤの空気が一気に減ってしまうタイミングは注意が必要です。個人的に最も危険だと思っているのが、暑い時期から寒い季節への変わり目です。
“空気”圧ですので、気温が高ければ膨張し、低ければ収縮します。近年、寒暖差の激しい日が結構ありますよね。
25℃の日に空気を入れたとしても、翌日の朝冷え込んで10℃だったとしたら、それだけで空気は数%は減っています。このため、体感気温が下がってきたらタイヤの空気圧はこまめにチェックした方がいいです。
自分で空気圧調整できることの3つのメリット
そもそも、自分で空気を入れるなんてやったことがなかった方からすると、そのメリットすら気にしたことがないかもしれません。ただ、できるようになると良いことばっかりです。具体的には以下の通り。
- パンクやバーストなどのトラブルが減る
- 低燃費の状態を保てる
- 誰かの車のタイヤに空気を入れてあげると感謝される
上記3点、僕がいつも意識していることです。特に、自分でこまめに空気圧調整をすることで、パンクの回数が確実に減りました。
おまけに、タイヤの溝が減ってないかとか、側面にヒビが入ってないかも自然に見るようになりました。こんな感じで、ついでに確認する癖がつくと尚良いと思います。
日常点検は自分でできるようになろう
実はタイヤの空気圧調整は日常点検、つまりドライバーに課された簡単な点検のうちの一つなのです(教習所で習いましたよね)。
日常点検の項目は決まっていて、国土交通省がチェックシートを公開しています。
全項目を頻繁にやるのは大変ですが、結構簡単にできるものもあります。玉切れ確認はライトを点けてみればわかりますし、冷却水なんかもボンネット開けるだけで目視できます。もっと言うと、冷却水とかウォッシャー液は蓋を開けて入れるだけなので、実は自分で簡単にできます。
この15項目についてだけでも押さえておくと、基本的な車の構造が理解できるようになります。メンテナンスは車屋さんに出しておまかせという人も多いかもしれません。もちろんそれでも良いのですが、ディーラーに行ってフロントマンと内容を話し合えた方が安心じゃないかと僕は思っています。
ということで、今回は主に車のタイヤの空気入れについて述べてきました。自分でやったことなかった、という方は、簡単なので是非やってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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